● 「10年に一度の出会い」を掴む力—人生を変えるタイミングを逃さないために
こんにちは。
プロ14年目、最新の認知科学に基づく気功とコーチング、
そして10年後も使えるビジネスの実務とアカデミアを
超具体的なステップでマスターする「なかだ塾」主宰の中田です。
次回の「なかだ塾週報会」は、4月2日(水)と4月7日(月)。
本日は「初回の方へのセッション」です^^
「出会いを大切にする」というマインドセット
今日は次世代リーダー(なかだ式ヒーラー)に必要なマインドセットのひとつ、
そして人生全般にも通じるテーマ、「出会いを大事にする」についてお話しします。
もちろん、とめられてもやりたいことであるwant toも「出会い」です。
やりたいことやwant toがなかなか見つからなくて、「出会い」たい方も必見の内容です。
「10年に1度の出会い」は誰にでも訪れる
人生には、10年に一度あるかないかの「決して逃してはいけない出会い」があると感じています。
たとえば、僕にとっては、
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2007年の『夢を叶える洗脳力』との出会い、
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2012年の「ヒーラー養成講座」との出会い、
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2012年9月の苫米地英人博士との直接の出会い、
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2013年3月に「東京に引っ越したこと」
これらはどれも、人生を大きく動かす出会いでした。
特に、2012年9月のあのタイミングで博士と出会えていなければ、「内弟子」になることはなかったと思います。
運命的な出会いは突然に
こうした「出会い」は、誰にでも必ず訪れます。
「この瞬間を逃したら、今の自分はなかった」
「これは、もう掴むしかない」
そんな直感が走る出会いです。
ただ、それは突然現れるものではなく、日々の小さなチャンスを掴み続けたからこそ現れるものです。
いや、突然現れるのですが、日々の小さなチャンスを掴み続ける訓練していないと、あまりのビッグチャンスに恐怖や不安を感じて、掴みそびれるってのが正しいかもしれません。
逆に、こうした出会いを逃し続けていると、人生は徐々に停滞し、自己を確立するチャンスを逃し続け、不幸になってしまうでしょう。
社会問題となっている、無敵の人によるテロ行為はこうした「出会い」を逃し続けた結果かもしれません。
この「10年に一度の出会い」という概念は、実は経済の世界にも似たようなサイクルがあります。
たとえば:
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2020年:コロナショック
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2008年:リーマンショック
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2000年:ITバブル崩壊
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1991年:バブル崩壊
おおよそ10年ごとに「危機と回復」が繰り返されています。そしてその回復の波が、大きなチャンスとなるのです。
経済評論家・上念司さんの著書
『誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論』には、
この「10年に一度の出会い」を大事にする方法が解説されています。
その中で、「お金持ちになる最低条件」として挙げられていたのが、
長期計画を持つこと
お金持ちで長期計画を持っていない人は、いない—。
これは非常に本質を突いた指摘だと思います。
実際、どれだけ未来を見据えているかによって、年収さえも予測できるという複数の研究もあります。これらは、マインドセット、時間的展望、セルフコントロール力に影響されるため、脳と心の使い方にも深く関係しています。
未来を意識して今の行動を選ぶ能力が、長期的な成果(収入・キャリア・健康)につながるということです。
人間の4つの後悔 ダニエル・ピンク
長期計画といえば、うちでは、「今の幸せ、2028年以降の幸せ」と言っています。
童話のアリとキリギリスでいえば、キリギリスのように遊んでばっかりじゃなく、アリのように将来のために行動していきましょうということです。
ここら辺は、人間には現在を過大評価する現在バイアスがあって、今この瞬間ばかりにフォーカスする認知の歪みがあるからです。
人生の大きな4つの後悔の中で、基盤に関する後悔は、アリのように生きなかったために起きると言われています。
基盤に関わる後悔とは、先見の明を欠き、まじめに行動しなかったことが原因で生まれる後悔です。
・老後のためにお金を貯めておけばよかった。
・楽器をやめなければよかった。
・働きすぎなければ結婚生活の破城や健康を害さなかったのに
など。
1,基盤に関わる後悔 勤勉に もっと安定した 悪癖
2,勇気に関わる後悔 思い切って 自己主張 探索
3,道徳の後悔 過ち 正しくない よくないと知っていた
4,つながりの後悔 寂しい もっと時間を 愛
勇気の後悔で多いのは、起業しておけばよかった。もっと行動しておけばよかったってのが上げられます。
・2024-01-26 17:30:00 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMサイコー!と後悔
Amazon創業者のジェフ・ベゾスも、
3年単位の目標ばかり追っていると、たくさんのライバルと闘わなければならない。しかし7年単位の目標にすると、ライバルは激減する。なぜなら、そんなに先まで考える企業はほとんどないからだ。時間軸を伸ばすだけで、短期では達成できないような大きな目標に取り組めるようになる 「LONG GAME」2011年 ジェフ・ベソスより
と語っています。
つまり、ビジネス的にも、未来への視点こそが競争優位をもたらします。
長期計画を持つこと!
そして、ランダムな出会いも大切に!
ランダムな出会い?
ランダムな出会いがキャリアを決める?
ランダムな出会い。
これは実は、近年のキャリア論の中で注目されている考え方です。
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱したキャリア理論で、直訳すると「計画された偶然理論」です。
人生の重要なキャリアは、予期せぬ出来事や出会いによって決まる
だから、偶然のチャンスに気づける準備をしておこうという考え方です。
過去記事でも、何度か書いてきました。
キャリアは綿密に計画されたものではなく、ランダムな出会いや予期せぬ出来事に導かれることがほとんどなのです。
これは“プランド・ハップンスタンス理論”や“キャリアドリフト”と呼ばれ、現代キャリア論の新常識でもあります。
僕自身も、苫米地博士との「出会い」や東京への引っ越し、ヒーラー養成講座との偶然の接点が、人生を劇的に変えてきました。
まさに「人生の重要なキャリアは、予期せぬ出来事や出会いによって決まる。偶然のチャンスに気づける準備をしておく」というランダムな出会いを大切にする姿勢が大切なのです。
長期計画を持つこと!
そして、ランダムな出会いも大切に!
低空飛行でも飛び続けろ!
そして、10年に一度の出会いを掴むために必要なことは、シンプルです。
売上で経費をカバーできるビジネスモデルを確立し、
たとえ低空飛行でもいいから、飛び続けること。
どんなに飛行が低くても、「空を飛んでいる状態」を維持していれば、突然発生する上昇気流(=ビッグチャンス)に乗ることができます。
風が吹いてから飛ぼうとしても、遅いのです。
だからこそ、低空飛行でも、飛び続けている状態を作ることが何より重要です。
どんなことでも長く続けていれば、何かのタイミングで突如上昇気流が発生することがあります。低空飛行でもいいので、とにかく飛んでいさえすればその気流を掴むことが可能です。しかし、上昇気流の発生を確認してから離陸したのでは間に合わない。だからこそ、ずっと飛んでいる状態を作る。つまり、売上で経費をすべてカバーできるビジネスモデルを確立することが大事であると思います。p170 誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論 経済評論家・上念司
実践の中で学び、地道に飛び続ける。
その先にこそ、10年に一度の出会いがやってくる。
問題はただひとつ。
そこまで“続けられるかどうか”——それだけなのです。
「10年に一度のチャンスなんて、絶対に見逃さない!」
そう思っている方もいるかもしれませんが、
普段から小さなチャンスを見逃している人が、突然やってくるビッグチャンスを掴めるでしょうか?
――おそらく、難しいはずです。
だからこそ、日々の中で小さなチャンスを掴む訓練を積んでおく必要があります。
そんなビッグチャンスを掴むためには、普段からの小さなチャンスを掴む訓練をしておかないと、ビッグチャンスとの出会いも見逃してしまうわけです。
認知科学コーチングの視点から解説
認知科学コーチングの視点では、
僕たちは、現状の延長線(w1)ではなく、
現状の外にある可能世界(w2)にゴールを設定し、
ゴールから逆算した今あるべき自分の姿を思い浮かべます。
すると、脳のRAS(網様体賦活系)が開き、
今まで見えなかった出会いやチャンス(スコトーマ)が徐々にと見えるようになります。
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ゴール(W2)を設定する
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チャンスや出会いが見えてくる
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そして、掴む
この流れが、マインド(脳と心)の使い方の本質です。
もちろん、見えるだけではいけなくて、チャンスや出会いを掴むためには、不安や恐れを乗り越える技術も必要になります。
掴むためには、お金を貯めておいたり、何らかの基準を満たせるように訓練し続けたり、日々を丁寧に生きる必要もあります。
さらなる出会いを必然にする技術
「出会い」は偶然のようで、必然でもあります。
未来からのギフトを受け取る準備をしている人だけが、それに気づき、掴むことができるのです。
小さな出会いを大切にしながら、飛び続けましょう。
10年に一度の「人生を変える出会い」は、必ずあなたのもとにやってきます。
この「出会いをデザインする科学的アプローチ」や「出会いを掴むための準備とは何か?」は、なかだ塾マスタークラスでも体系的にさらに詳しく解説してきました。
・丁寧に生きる方法など解説してあります!
詳しく知りたい方は、なかだ塾マスタークラスへ!
しかし、ここまででも十分でしょう。
★出会いを大事にするマインドセット
want toらしきものに出会った時に出会いを大切にして掴めるかどうか
10年に1度の出会いを掴む
長期計画を持つこと
ランダムな出会いも大切に
低空飛行でいいから飛び続ける
小さなチャンスを掴む訓練をすること
「10年に一度の出会い」は、偶然ではなく、準備された心と行動に訪れます。
その瞬間に気づけるかどうかは、あなた次第。
小さな一歩、小さな出会いを大切にしながら、
今日も低空飛行でいいので飛び続けましょう。
次に訪れる「人生を変える出会い」は、
もしかすると、もうすぐそこにあるのかもしれません。
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