● DD論、善悪二元論の残酷な世界で生き延びるたった１つの方法とは？
プロ12年目の最新の認知科学に基づく気功とコーチングと、10年後も使えるビジネスの本質を超具体的ステップでマスターするなかだ塾を主催している、中田です。
「DD論 解決できない問題には理由がある」橘玲をちょっと前に読みました。
【参考書籍】
最近取り上げた書籍「エビデンスを嫌う人たち」にも通じる話ですが、「何年も前から感じている違和感を言語化してくれた一冊だな～」と感じました。
この本は、善悪二元論に対して、DD論とはどっちもどっちの略で、僕たちは、世界がリベラル化することで世界がますます複雑になり、利害関係が複雑化し、ひとびとの多様な価値観が衝突するようになっていき、善悪二元論とDD論を反復横跳びすることになるということを論じた書籍だと思います。
大きな戦争から日常のいざこざまでの善悪二元論とDD論を扱っています。
善と悪は単純に決められず、あらゆるものごとが次第に「ＤＤ（どっちもどっち）」になっていくのですが、複雑なモノゴトを複雑なまま理解するという認知的な負荷に耐えられない人は、頑なに自分を「善（正義）」としてオルタナティブファクトを信じていくようになります。
ここら辺は、事実に基づいて世界を帰納的に構築するだけの認知的な能力のあるひとが一定数しかいないから起きてくるようです。その結果、多くのひとが自分にとっての安易な真実やオルタナティブファクトを発見し、そこから演繹した世界観をＳＮＳで拡散させることで、ますます社会が混乱していってしまいます。
さらに不都合な真実として、これらの問題は、解決できる問題はすでに解決しているということで、上記の問題は解決がすごく難しいか、原理的に解決が困難な問題ばかりなのです。
書籍「エビデンスを嫌う人たち」では、事実で「ハイ論破！」としてもバックファイヤ効果でさらにオルタナティブファクトを信じるようになっていってしまうので、そもそも説得が難しいのですが、共感・経緯・傾聴をするしかないようです。
・橘玲さんといえば、2019年の東京大学本郷キャンパスで行われた「リベラル化する世界の分断」のシンポジウムは僕の人生を大きく変えた講演でした。この講演での内容は書籍「上級国民／下級国民」で結構書かれています。
で、何度か書いている話ですが、僕がリーダーとしてオススメしているのは、自分らしく自由に生きたいというリベラル化する世界の分断が進めば、利害関係の衝突は避けられませんので、当然ですが、自分らしく自由に生きる少しの自由さをコミュニティに移譲することで、利害関係の衝突を和らげることができます。
例えば、なかだ塾１つとっても、それぞれがセッションやなかだ塾ワークスに参加したい時間は異なります。夜勤がある人もいれば、ヨーロッパに住んでいる人もいますので、全員が1番良い時間帯を選ぶことは原理的に不可能なので、誰かが自分らしく自由に生きることを少し諦めることで、皆の利益を上手く調整することができるようになるみたいな感じです。
当たり前と言えば当たり前なのですが、こういった利害関係の調整はとても大切です！
世界経済フォーラム（ダボス会議）で、今後求められるスキルの中にマネジメントスキルが入っているのも良く分かる話です。
別の小さな例でいえば、夕方に子供たちが公園で遊んでいると「うるさい！」と怒鳴ったり、クレームを入れる人が増えているそうです。
背景には、その時間に自宅で仕事をしている人や老後を過ごしている人が増えたことがあげられるでしょう。
結果、クレームを優先し、公園で騒がないという張り紙が張られることになるのですが、ということは、子供たちはほとんど遊べないということになるのですが、本当にそれでよいのだろうか？とは思ってしまいますねー。
なので、クレームをいう人は、公園の横にそもそも住むべきではないとも思います。
ですが、クレームを言うレベルの人がそもそもそんなに簡単に引っ越すことはできないとは思います。
こうして、善悪二元論からDD論になっていき、DD論から善悪二元論を反復横跳びし続けることになるではないかなと。
橘玲さんの前書籍「なぜ世界は地獄になるのか？」「無理ゲー社会」に続いて、相変わらず希望がない話なのですが、個人レベルでは、書籍「人生は攻略できる」「シンプルで合理的な人生設計」で書いてあることは今でも通用するということですし、なかだ塾シリーズでお伝えしていることをやっていけば幸福に生きられると思います＾＾
引き続き、マスタリーに向かっていき、人的資本（知識、技術）を大きくしていきましょう！
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●プロフィール
はじめまして。
最新の認知科学に基づいたコーチング＆ヒーリングを同時にマスターできる世界に１つだけの習得レッスンとは？
2012年からプロ11年目の「圧倒的に体感が違う！」「２か月で月収数万円から１５０万円に」「ゴールを達成できた」などの声で支持される 言語と非言語の脳内書き換え術を超具体的ステップでマスター！
「なかだ塾」を主催しています、中田真広と申します。
僕は2012年に「気功師として人を幸せにする」というゴールを設定してから、気功を本格的に習い始めました。
はじめての遠隔気功で数十年来の花粉症を治し、いけるのではないか！と気功師としての道がスタートし、たくさんの人を施術してきました。（700件以上の感想があります）
当時は、僕自身も体調不良だったのですが、気功をやっていくうちに冷え性や腰痛が治りました。
そこから数年で、気功を教えて欲しいという依頼が増えてきたため、ヒーラーを養成する講座を始めました。
当時、ヒーラーの仕事だけで、たった数年で、年商1000万円を突破した人は、認知科学系気功師でもほとんどいない実績だと思います。
同時に、2012年から認知科学者の苫米地英人博士に師事しながら、2017年に苫米地式コーチングやTICEコーチングを直接受け、現状の外側にゴールを設定し、want toで抽象度の高く利他的なを増やす活動も始め、毎年パーソナルコーチングをしています。
また、2017年頃から「今の幸せ、2021年以降の幸せ」という人工知能・ＡＩ時代に備えて準備していく必要があると考え、年間ヒーラー養成講座のなかだブートキャンプ、なかだアカデミー、なかだラボラトリーなどを毎年開催してきました。この頃はわりとクローズドでした。
そんな中、2021年頃から60万円の気功師養成講座に通ったけれどほとんどの人が気功技術を使えていなかった、150万円の講座に出たけれどダメだったなど様々な他所のダメだったご相談を頂くうちに、ちゃんとサポートしてくれる講座を作るべきだ、ホンモノを届けたいと考え、「なかだ塾」を開催するようになりました。
ビジネスコンサルとしては、日本一のマーケッターさんに師事したりもしてきたので、開業指導も他所に比べて独自ノウハウがあり、手厚く、実際に成果も出ています。２か月で月収数万円から１５０万円に。0スタートの方が半年後に20万円の講座が売れたなど。
2012年頃のブログタイトルは、「認知科学に基づく初心者でもできる気功・ヒーリングのコツ」だったように、初心者に優しくわかりやすく教えることに定評がある。誰が見ても温和な性格なので、怒ることもほぼないです＾＾
ただ、ニセモノや薄っぺらいもの、大衆的なものが苦手なので、そういうのには厳しいかも。
趣味は読書と筋トレ。年間100冊～200冊以上の書籍を読むので、圧倒的な知識量を活かしたセッションも好評！
筋トレはベンチプレス100kgを上げる。あと、遊戯王カードを少々と、クラシック全国3位のギター。
お客様の感想700件を突破。
バーチャル講座200本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。（現１０年目）
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広