どうも、中田です^^
なかラボ6前半が終了しました。
前半は最近特別音声で第6弾まで配信していたコーチングとビジネスについてのコンテンツでした。
また導入部分で久しぶりに「リラクゼーション(マインドフルネス瞑想のベース呼吸法=自分の呼吸にだけ命がけで15分間集中する)」のワークをやったのですが、最近「歯をグッと噛み締めていること(うつ病初期の人に多い症状ですね!)」に気づかれた人や、「あまりリラックスができていない」ということに気づかれた人がいました。
良かったです^^

・細かい伏線のネタバラシですが、背景が瞑想になっています。笑
マインドフルネスに興味を持つ人のほとんどが心と身体に苦痛を抱えていて、医者にも見放されていて、そこから解放されたいという「圧倒的に強いモチベーション」からです。(一部例外もいて、成功しているインターネットの共同開発者で仏教が完全に筋が通っているからという人もいます。)
だからこそ、マインドフルネスの1番最初のプログラムは「(苦痛を和らげる)ボディスキャン瞑想」から始まります。
で、マインドフルネスとは直訳すると「気づき」のことです。
気づきとは何でしょうか。
僕たちの脳は、常にオートパイロットの無意識の自動操縦(自由意志のない奴隷の人生)状態にあります。
次の日に記憶がなくなるほど酔っ払っても(僕はそういう経験が1度もないのですが)なんとか家まで帰ってこられるのは、脳が自動運転をしているからです。
現代社会では、こうした自動化思考が便利な反面、自動化されていると、自分が何をしているのかわからなくなったり、物事に喜びを感じられなくなったり、心からやりたいことがわからなくなる、という弊害を引き起こしていきます。
そこで、もっと細かいことや、普段見逃しているところを、先入観を持たず、ありのままに見ることによって、様々な気づきを得ましょう!というのがマインドフルネスです。
例えば、「一歩歩くのに15秒かけて歩く歩行禅」をしながら、太ももの感触、足裏が地面から離れた感触、ふくらはぎが動く、、、など様々な気づきを得るものです。
つまり、本質や大事なことに気づくことが「心の平穏につながる」ということになります。
マインドフルネスをすることによって、共感能力が高まったり、人のために行動できるようになったり、自分自身も幸せになったり、ストレスから解放されたりします。マインドの使い方も学べます。
で、瞑想に熟練した境地には、3本の柱があると言われていて、「落ち着きの持続」「洞察」「心の崇高な状態」があります。
落ち着きの持続とは、サマター(集中)と呼ばれます。
洞察とはヴィッパサナー(観察)。
日常でヴィッパサナーの実践に習熟すると、困難な状況にいる時でもマインドフルな状態を完全に失うことは決してない。たとえば、何かに誘発されて感情のコントロールを失うときですら、起きていることを第三者のようにはっきりと観察できる。
「私の思考は私自身ではない。思考は思考にすぎない。そして、私の感情も私自身ではない。感情はただの感情にすぎない。」という洞察を完全に失うこともない。
サマタとヴィッパサナーの両方に習熟したことを示す重要な印の一つに、痛み、特に心と感情の痛みに直面しても冷静でいられる、ということがある。感覚的現象は全て同じパターンを辿る。
(中略)
感覚器官と対象物の接触や、思考の発生から執着や嫌悪まで続く一連の事象を知覚できるので、執着や嫌悪が苦しみの直接的な原因だと理解することができる。また、サマタの実践にも習熟していれば、あなたは執着や嫌悪を持たず、平静さを保つことができて、苦しむことなく痛みを経験したり、あるいは苦しみが軽減される可能性を作り出したりすることができる。p274「JOY」 チャイディー・メンタン
まだまだ先がある、、、サマター・ヴィッパサナー(止観)の熟練した境地について書かれていますね^^
そして、心の崇高な状態はブラマヴィーラというのですが、「愛情に満ちた優しさ」「深い思いやり」「利他的な喜び」「平静さ」の4つを指します。
そう、マインドフルネス瞑想からも、自然と利他的なゴールにいけるわけです。
マインドフルネスは厳密に言えば、サマターヴィッパサナー(止観)をして、そこからブラマヴィーラ(前頭前野内側部(社会的情動))を鍛える訓練とも言えるでしょう。
ちなみに、ブラマヴィーラが熟練した印象深いエピソードを紹介すると、とあるチベットの高僧が、秘密警察によって何十年も監獄に入れられました。
ようやく釈放された彼はダライ・ラマ14世に会うために苦労してインドへやってきました。
ダライ・ラマ14世がその僧侶に拷問を受けている間にどう感じていたかを尋ねると、僧は何度か大きな危機を感じたと答えました。
それは「拷問執行官への思いやりの心を失いそうになりました」と答えたそうです。
彼は、自分に拷問を加えている相手への慈悲の心をなくすことを心配していたのです。
で、熟練した境地の第一段階では呼吸に合わせて落ち着くことができること。
第二段階では安定した注意を確立するために膨大な努力を上手に払うこと。例えば、二時間続けて一つの呼吸も逃さないほど集中し、観察できるようになること。注意が逸れても、戻せるようになること。
第3段階では、、、なんと「努力をしない(執着を手放す)」という状態なのです。
ちょっと高度な話だったかもしれませんが、現代人はだいたい7分くらいするとスマホが気になり出したり、YouTubeが気になり出したり、明日の予定が気になり出します。
まずは15分間呼吸に集中し、リラックスすることがようになることから、徐々に45分まで時間を伸ばしましょう。注意を戻すことは、前頭前野の訓練になることがわかっています^^
引き続きリラクセーションからはじめて能力開発をしていきましょう!
【参考書籍】
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●中田真広実績
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株式会社なかだ 代表取締役 中田真広