どうも、中田です。
2日間のなかだラボラトリー1とゴールデンウィークの2日間のなかだビジネススクール、はじめての遊戯王セミナー、他2種類のセミナーなどの連続セミナーに、なかラボメンバーから連絡が一時的に取れなくなったりして(忙しかったらしいのですが、連絡がないのは良くないよねうんぬん)、久しぶりの更新になりますね^^
連続セミナーは僕のキャパでは入れ過ぎたかな~とも思っています。
2日間のスクールの後に、1日休んで、その後セミナー3本ですからね。
学校の先生や予備校の講師のように使いまわしコンテンツならばまだいけますが、新しい切り口とコンテンツなので、ちょっと大変かもしれません^^;

さて、本日はなかだラボラトリー1の2日目の開催でした。
なかだラボラトリーでは、アカデミーシリーズのようなその名の通りのアカデミックなコンテンツだけでなく、実務的なコンテンツも導入したいと考えていました。
なので、2日目は、実務よりのコンテンツなので、いつもよりは抽象度が低くて理解しやすかったんじゃないかな~と思います。一方で、抽象度が高いと応用が利くのですが、理解しずらく、抽象度が低いということは、理解はしやすくなりますが、応用が利きにくくなる弱点もあるのですが。
例えば、ギターのオルタネイトピッキングを教えると超具体的で理解はしやすいのですが、ピアノに応用が利きません!一方、スケールなどの音楽理論は応用が利きます!
で、今回は、「あなたが成功しないのはなぜなのか?」「あなたがもっと成功するにはどうしたらいいのか?」「あなたのゴールが達成されないのはなぜか?」という質問から始まり、具体的で実務的なアドバイスや考えを教えたいと思いました。
ここでの成功の定義は社会に機能を果たすとか、お金を稼げているとか、影響力があるとか、それぞれの意味合いでおkです。
そこで様々な回答が出ました。
覚えているだけで、
・時間がないから
・リソースがないから
・練習ができていないから
などなどが出ました。
じゃあ、なぜ時間がないの?リソースがないの?練習ができていないの?など深く突っ込んでいくわけですが、どれも「うーん」という回答でしたと感じました。
ずれているというか。
「あなたが成功しないのはなぜなのか?」
「あなたがもっと成功するにはどうしたらいいのか?」
「あなたのゴールが達成されないのはなぜか?」
・・・
今回の僕の回答は、「あなたがスマホ脳になっているから」でした。
つまり、「スマホ中毒・スマホ依存症になっているからではないか?」ということなのです。
エフィカシーが足りないとか、勉強時間がないとか、リソースが足りない、それ以前の前提として、なぜそうなっているのか?というと、スマホ依存症、スマホ中毒になっていることで、IQが下がり、注意力が散漫になり、睡眠不足で、不安に苛まれているのではないか?という仮説です。もちろん、僕がテキトーに言っているのではなく、エビデンスがあります。
そして、皆さんは自分で自覚している以上にスマホに人生を破壊されているのではないか?ということでした。
例えば、あなたのピアノの成績が下がっているのは、僕の指導やトップクラスの先生の指導ではなく、スマホに触れている時間が長いから、、、。
現に、1日平均スマホを9時間以上触っているというメンバーもいました。
もちろん、YouTubeやSNSなどに触れているだけでなく、仕事や学業やメモに触れている時間もあるのですが、1日9時間はもはや「スマホ脳」と言っても過言ではありません。
スマホをやめろ!と言っても、中毒になっている時点で辞められませんし、対処法も分からないでしょう。
では、なぜスマホにハマってしまうのか?
それは世界的ベストセラーの「スマホ脳」アンデシュ・ハンセンに書かれています。
スティーブジョブズがわが子にiPadを触らせなかったことは有名ですね。
詳しくは講義でやったので、あとは書籍に譲りますが、簡単にだけ書いておくと、
・僕たちは進化の歴史によって、スマホに適応できない。
・ホリエモンはスマホに適応すればいいと反論していたが、現代社会を観ていても太っている人や、スマホ依存症中毒者が出ているように、適応できない人の方が多くなる。
・人類のIQは年々上がり続けていましたが、2010からはIQが下がり続けているという事実があり、その原因がスマホという仮説。
・子供のおもちゃや宿題のツールはアプリではなく、リアル(紙、おもちゃ)でないと成績が下がる。大人は区別できるので相関関係は低い。
・大規模実験によりポケットにスマホを入れていたり、目の前にスマホがあるだけで注意残余によって集中力が下がり、実際成績が悪くなったエビデンス
・逆に、物理的にスマホをロッカーにしまっておくと成績がアップする
・生物学的に見ると僕たちの脳はサバンナに暮らしている
・スマホがポケットに入っているだけで集中力が落ちる
・ブルーライトだけが原因ではなく、寝る1時間前にスマホに触ると寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなる
・電子書籍リーダーもブルーライトが原因ではなく、スマホを想起させるだけで寝つきが悪くなる
・ツイッターやフェイスブック、YouTubeなどのスクロールはすべてドーパミンが出るようにあえて遅くされているので、SNSを見ると、パチンコ並みに自然にハマってしまうようにできている。
・スマホを取り上げると10分以内にストレスホルモンのコルチゾールレベルが高くなってイライラする実験
・マルチタスクをすると効率が上がったように感じるけれど、それはドーパミンが出てハイになっているだけという実験結果
・スマホに適応が不可能ならば、具体的にどうすればいいのか?
など、ということでした。
メンバーの中で1番成果を上げている人は、1日にスマホを触る時間が2時間以内で、SNSもやっていなかったので、成果が出ていない人ほどスマホを触っている時間が多かったことも偶然ではなく、相関関係があるのではないでしょうか。
具体的なアドバイスとしては、1,自分のスマホ利用時間を知り、制限すること。スクリーンタイムなどで見ることができますが、1日平均4時間以上の人は、要注意です。
まずは己のスマホ利用時間を知ることです。
2,スマホを物理的に遠ざけること。日々集中するときは、別の部屋に置いておく、電源を切ることです。ポケットの中や目の前に置くと集中力を持って行かれます。
3,寝る1時間前にスマホは別の部屋に置いておくことです。同じ部屋の中だと効果が下がることがエビデンスから分かっています。エビデンスは書籍参照
4,チャットやメールをチェックする時間を決めること。通知をオフにすること。出社前、夜9時の1日2回だけなど決めておくと良いですね。
5,デバイスの画面を白黒にする。カラフルな色を下げるだけでホルモンが出過ぎることでの中毒症状を抑える効果が期待できます。
6,運動するとスマホ脳に対処できる可能性が上がります。スマホ中毒、依存症の方ほど、運動していないかったので、書籍だけでなく、やはり相関関係は0ではなさそうです。
最後に、スマホ脳研究ははじまったばかりで仮説や問題提起ではあるのですが、僕たちには2つの道があることを示しました。
便利さと引き換えに、睡眠障害、記憶力低下、集中力低下、イライラ、不安障害などが起きるスマホに最適化したスマホ脳になりつつ、何とか自分を変えてスマホへの適応を試みる道が1つです。
ただ、報酬系が変わることは難しいと思うので、たった数世代で適応できる可能性は極めて低いのですが。ホリエモンさんが反論し、提示した道です。リターンもありますが、リスクも大きい。
もう一つの道は、スマホから距離を取って、無理に自分を変えて適応するのではなく、ほどほどに使いこなす道です。アンデシュ・ハンセンが提示した道です。
少なくとも、僕たち人類は、この10年でエビデンスを読む限りは、個人差もありますが、スマホによって、人生を破滅の方向に向かわせているように感じています。
そこで「なかだ」では、令和の禁酒法ではありませんが、「スマホまんえん防止法(スマホまん防w)」を発令しました。笑 (ブラックジョークです)
スマホまん防では、今後はセミナー中のスマホ利用は原則禁止にすること。目の前に置かないこと。電源を切っておくことです。今日から一か月間はスマホ画面を白黒にしてもらってフィードバックを取ってもらい、寝る1時間前にはスマホを別の部屋に置いてもらいます。
すでに、なかラボ内でスマホを隠して遠くに置くことを試してみたら、集中力も上がっていて、いつもより調子が良かったとみていて感じました。スマホ中毒の方は、ポケットにスマホがなかったり、連絡が気になって、ちょっとイライラがあったかもですね。中毒症状が出てますね^^;
そうすることで、
「あなたが成功しないのはなぜなのか?」
「あなたがもっと成功するにはどうしたらいいのか?」
「あなたのゴールが達成されないのはなぜか?」
の答えが人生を通して(これからの一か月間で)、腑に落ちてきて、変化も出てくると思っています^^
同時に、皆さんのクライアントさんが変化・結果が出ないときは、あなたの指導方法が原因ではなく、その人のスマホ脳を疑ってみる視点も持つようにしてみてください^^
【参考書籍】
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想600件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。2000万円も!(現7年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広v