どうも、中田です!
本日はなかブト12セミナー講師養成講座極編~高尚なイノベーションから、泥臭いイノベーションまで~の前編でした!!
懇親会が終わって、帰宅して、サクッと冒頭のところだけまとめて記事を書いています。
・21世紀の経営学で全員寝落ち
なかブト12は、なかブト11の「21世紀の経営学」の続きとなります。
経営学は、個人事業主から会社経営者、ビジネスをこれから始めたいという方にとって必須ではないけれど、知っている方が良い、と思って解説しています。
さすがに、ドラッカーやシュンペーター、ポーター、クリステンセンなどがまったく分からないでビジネスを行おうというのは、自殺行為に思うので。
例えば、「顧客の創造」や「差別化戦略」という概念の意味が分からないと変化の激しい市場は暴力的でお客様の求める基準は年々上がっているのにそういうのを知らないと通用しない、みたいなものですね。
顧客の創造とは、会社ではお客さんは待っていれば来るのかもしれませんが、皆さんのお客さんは待っていれば来るものではなく、顧客を創造していく側になる必要がある、ということです。
ちなみに、経営学などは「自分で勉強してね」、とも思っていたのですが、なかなか難しいので解説することにしました。
案の定、慣れない話や経営という深い変性意識の話になるので全員寝落ちしている場面もありましたね。
で、今回は米ハーバードビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授のイノベーションシリーズから、泥臭いイノベーションまで駆け抜ける予定だったのですが、昨日急にセミナールームが使えないので別のセミナールームを使って欲しいと連絡があり、プロジェクターが使えなくなったので、少し予定を変更して、エンペリカル(運用的)な「経営」について講義していきました。
なかブト13のコンテンツを少し先どった形になったということです。
・経営者に必要なのは、ビジョン(妄想)か、現実か?
そこで冒頭に、ビジョン(妄想)か、現実か、という考察を解説しました。
ビジョン(妄想)に傾けば、宗教家やスピリチュアリストになります。
逆に、現実に傾けば、公務員や官僚的になります。
どちらがいいのか?ということです。
経営者はどちらになるのか?とも。
(センスメイキング理論で結論は出ていますが)あくまで運用的な僕の考えになりますが、ビジョン(妄想)に傾くと、親鸞や空海のような即身成仏や死後の世界のようなビジョンを語る宗教家になっていきます。そこにはあまり「実行」という感覚はありません。まあ、宗教ですから。
逆に、現実に傾けば、橘玲さんやひろゆきさんやえらてんさんのように、現実的に賢く生きる方向になっていきます。そこには夢やビジョンという感覚はあまり感じません。むしろ、スピリチュアリストのような頭お花畑のビジョンは馬鹿馬鹿しいので地に足を付けていきたい、と願うような感じになります。
日本がいちばんきらきらしていたあの時代、ぼくは、ひたすら地に足をつけたいと願った。「80`s」橘玲 冒頭より
あくまで僕の感想なのですが、ヒーラーはどちらかというと、「ビジョン(妄想)」に偏りがちなのだ、というところから始まりました。
つまり、「実行」が疎かになりやすいのだ、と。
だけども、僕たち経営者は、宗教家のようなビジョン(妄想)だけではダメだし、現実だけでもダメでその両方が必要なんだよ、と。
経営者は、ビジョン(妄想)と現実の両方が必要です。
そこから経営者とは何か?という話になります。
・経営者とは?
経営者の定義とは、成果を上げる人のことでした。その成果とは、約束をしたことを守ることになります。その約束とは、使命であり、ミッションであり、お客様との約束のことです。
そして、経営とは、「実行」することでした。
思っているだけ、計画を練っているだけ、考えているだけでは、経営ではありません。そこに「実行」が伴ってはじめて「経営」になりうる、ということでした。
ファーストリテイリングは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントに集約された「使命感」を持っています。
この使命感にゴールはありません。永久にゴールに到達することはないのですが、ゴールを目指して追いかけます。それが正しい会社の姿です。それが正しい経営者の行動です。
永久に完成しないけれど、それに近づくために、5年後にはこうなる、来年にはこうなる、今年はこうなる。こうなるために、今からこれをやる、来月、来週、今日はこれをやると約束をする。そうやって約束したことを実現する。
それが成果ですから、約束する成果というものは、使命の実現に一歩近づくものでなければいけないということです。
会社の使命と成果が結びついていること。それが経営の原則です。p11「経営者になるためのノート」柳井正
・経営者か、モラルのない商売人か。生き残るためには、経営者になれ
また、儲けることは大切なのですが、「儲けることが大切」と「儲ければいい」は全く意味が異なります。
儲ければいいというのは、何をやってもいいという考え方と結果おーらいでもいいという考え方に通じています。そうやって儲けている人を「経営者」とは呼びません。厳しい言葉でいうと、「モラルのない商売人」ということになります。
ですから、経営者にとっての「正しい儲ける姿」とは、「約束したことを成果として実現させた上で、儲けている」という姿になります。
例えば、ネットビジネス業界では、未経験で半年で月収100万円とか、副収入30万円というような約束がたくさんあります。
しかし、本当にそのようになっている人はほとんどいないのです。
こういうのは、僕は「盛っている」というのですが、約束したことを成果として実現できていないで儲けているのは経営者とは言えないでしょうし、そういった会社は長続きはしないでしょう。
だから、できることはできると言って、できないことはできない、分からないことは分からない、と言うことが大事に思いますし、使命に一歩でも近づきながら儲けていく、約束を守っていくことが大事です。
これから経営者になる人、個人事業を興す人、副業を始める人は、このことをしっかりと心得て欲しいと思います。
【参考書籍】
経営者になるためのノート ([テキスト]) 1,300円 Amazon |
・以前、「現実をみよ!」も紹介しましたが、もっと実践的なのがこの「経営者になるためのノート」です。
僕が経営者としてのバランス感覚で最も参考にしているのは、柳井社長です。
書籍は薄く思えるかと思いますが、内容が濃すぎるので、受講生は全員寝落ちしていました。
この深さや経営者の感覚に慣れていってください。
あと、自分にも、商品にも、指導にも、ガチの世界一基準の厳しさが伝わってきます。
80’s エイティーズ ある80年代の物語 1,496円 Amazon |
・振り返ってみれば、バカな頃がいちばんおもしろかった。だけど、ひとはいつまでもバカではいられない。そういうことなのだろう。
なかブトシリーズはこちらから購入できますが、初回の方はなかブトエリートから入るのが良いと思います。
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想450件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。(現6年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広