立て続けに質問を頂いたので回答していく。
「遠隔のみで気功を学ぶことは本当に不可能なのでしょうか。」という質問は1人でも気が出せるようになったことを学んだこととするならば、1人でもいれば反例があがるので可能となります。
「遠隔のみで気功を学ぶことは不可能ではなく、すでに「なかだ」の場では少なくとも1人以上いるのだから可能です。」で終わりになりますが、質問者の意図はそこではないでしょう。だから、質問の仕方か何かの理解が間違っているかもしれません。
「遠隔のみで気功を学び年間300人以上を施術し、職業で気功師として仕事をすることはできますか?(もしくは、「なかだ」レベルになりたい)」という質問にすると分かりやすいかもしれません。
「なかだ」の場では遠隔だけでは現実問題として不可能でしょう。とお伝えしています。もちろん、バーチャル講座受講生には出来る限り会いにきてねと伝えていますが、先生をしていると遠隔では伝えられない数えきれないほどの壁にぶつかります。受講生も自分の妄言や限界に気づいた人から会いにきます。
例えば、先日の大阪のセミナーでは、気を出す受けるのワーク中に気を出す側の受講生の1人がちょろちょろとしか気が出ておらず、もう1人の受ける側の受講生に完全に負けているという風景がありました。別のセミナーでは気を出すワークをおこなった時に、レイキを出している人もいました。秘伝功ではなく養生功で出している人もいます。大周天できているどころか身体よりも情報身体が小さく観える人もいます。
もちろん、本人はできているつもりです。笑 こういった細かなことを遠隔で指導する場合は誰がチェックするのでしょうか、という根本的な問題があります。もちろん、遠隔で受講ということは1人ですから、ワークもおこなえません。
何か習い事をしたことがある人ならば、体感的にも分かるのではないでしょうか。
また、通信空手を思い出して欲しいのですが気功は身体で学ぶものです。通信空手で出来た気になって偉そうにするのは構いませんが、いざという時の試合でボロボロになる・・・ではお話になりません。間抜けな兵隊は弾にあたって倒れるだけだ。もどうぞ!

例えば、趣味で学ぶとしてもあなたの家族が目の前で倒れて、施術できません・・・ではあまり意味がないでしょう。予防VS発症でいえば、多くの人は発症してから慌てます。でも、発症してからでは時すでに遅しでしょう。もちろん、予防に投資をすればリスクが減ることは間違いないと思います。多少コストはかかりますが。
何故多くの人は発症してから慌てるのでしょうか?虫歯が分かりやすいと思いますが(すべてに備えることはできませんが)、予防というのは少し抽象度がいる行為だからです。
遠隔で学び変なクセをつけて修正にその倍以上の日数をかけながら学んでいくのか、(日本国内なら東京都までの電車賃、飛行機代、宿泊代というコストしか変りませんがw)先にリアルであって学びスラスラ行くのか、僕は無駄なコストをかけたくないのでだいたい後者を選択しています。
というか、アルゴリズム(関数)ということをイヤという程学んでいます。
例えば、ありがとうと1万回唱えても頭は良くならないし、ありがとうと1万回唱えても目の前の問題は何も解決しないようなものです。
