コーチングとはマインドの使い方を教えるコンテンツであり、コンサルタントではもちろんないですし、基本的には非言語を使いつつも言語、非言語抽象度を越えた抽象度での働きかけをいっていくことが「なかだ」の中のコンテンツです。
コーチングではクライアントさんの心の重りが取れたのか泣いてしまうことが多く、その直後に観える世界(重要性関数、自我)が変わり、新しい道に踏み出される方が多いです。
コーチングは未だに世間ではコンサルタントと一緒にされたり、認知度は低いのかもしれません。
コーチングはクライアントさんのゴールの達成をお手伝いするものですし、その手法はエフィカシー(能力への自己評価)を徹底的に上げていくことに集約される(抽象度を上げていく)というのが一般的な理解かと思いますが、今回はスピリチュアル(神秘体験、)と子供の頃からの霊感からの卒業(使役)、子供(神秘体験遊び)から大人(ロジック、アルゴリズム)への階段を登ったというのが裏のテーマであったのかな?と思います。
多くのスピリチュアル(神秘体験)にハマっている方は、前世と死後の論理やカルマの論理、役割ではないアートマン(自我)の輪廻転生の論理、キリスト教神学よりのスピリチュアルのアファメーションを行ったり、天使に使役されたり、自分の人生の主導権を他人に受け渡してしまって思考停止したり、依存関係を築いたり、かなり厳しくいってしまえば「子供の遊び」のようなものです。(小さく巷で溢れているようなものは。それとクライアントのみなさんの成長のために、元の世界に戻らないように、少し厳し目に書いています。)
コーチングの元祖のルータイスのアファメーションとスピリチュアルのキリスト教神学を用いたアファメーションは当然ながら裏で走るロジックは違います。
アファメーションという言葉は一緒でも、キリスト教神学を用いたアファメーションはあの世の論理で走っており、ルータイスのアファメーションは現世での役割にフォーカスされています。
現世の役割と言えば、釈迦の毒矢の喩えのように、毒矢が飛んできてあなたに刺さった。この毒矢はどこから飛んできたのだろうか?誰が放ったのだろうか?と考える前に毒矢を抜いたら?という教訓から学べることのように、一例ですがあの世について考えてもそれは死んでみるまでそれは分かりません。その前に現世でやることいっぱいあるでしょ!という教訓でした。
もちろん、細かくみていけば、違いはありありと見て取れます。
そういえば、本日もかなりの質問があったのですが、例えばスピリチュアル(神秘体験)とは結局何なのでしょうか?
これは脳内情報処理と一言で表すことができます。
天使も悪魔も神も見ますし、一瞬で人生を狂わされる魔力(魅力)がありますが、ただの脳内情報処理で記憶の合成に過ぎないと言われると呆気ないのですが、実際呆気ないものです。
幻覚見せあい合戦で言えば、天使を目の前で殺すこともできます。
僕自身も神秘体験は面白くて好きだったのかもしれませんが、かなり有限の脳内資源を喰われ思考停止に陥った記憶が有ります。同じところをグルグル回っている感覚です。それは非常にもったいない。で、スピリチュアルにハマっている人達は本当に苦しそうです。幸せそうでまったくないし、楽しそうでも無いし、苦しみからも逃れていない。
幸せそう、楽しそうでないということは何かが間違っているのではないか?
と僕のゴールからもクライアントさんのためにスピリチュアルに一石を投じておきたいと思いますが、(もうしわけないけれど自分で気付くことなので)自分の人生、ハマりたい人はずっとハマっていればよいと思いますし、それで本人がほんとうに幸せならばそれでよいと思います。
もちろん、来て下さったクライアントさんにはお伝えしますし、ブログで情報公開はしています!
そして、幻覚、幻想である天使、悪魔を見る状態というものは変成意識状態( Altered state of consciousness)によるものです。定義上は悟った人以外は変成意識状態なのですが、変成意識にも段階があり、良い、悪い変成意識があります。
スピリチュアルでは幻覚をバンバン見て、自分でコントロール不能な悪い変成意識を良いものとされることが多いのですが、ぼーっとしたり、幻覚バンバン、思考停止してしまう状態が悪い状態と僕は定義しています。
ここでいう悪い変成意識とは社会生活に支障が出たり、機能を果たせなくなるものを指します。
逆に、良い変成意識とは、自分でコントロール可能で頭が働く状態です。
変成意識を訓練により深い変成意識状態に潜れるようになってくると良い、悪いの問題が出てくるかな?と思います。
自分自身の一度きりの人生。自分の手にコントロールを取り戻したいものです。
時間がありませんので霊感はまた今度語るとして、予知夢のカラクリは寝ている間の記憶の整理です。夢を覚えているということはレム睡眠とノンレム睡眠で言えば、浅い睡眠の状態です。本来は夢を覚えていないのが理想で、多くても数時間で忘れるものなのですが、夢を覚えすぎている方は眠りの質があまりよくないのかもしれません。
そして、その夢が現実化していく様は思考が現実化するの自己啓発のナポレオンヒルではないのですが、意識のロックオン、ロックアウトと言えます。
脳にとっては、良いも悪いもなく、良いも悪いも国家によって変り、意識はロックオンすると、それ意外がなかなか見えなくなります。
それは自転車や車を運転していて、電柱が目の前に見えて、危ない!と思ったら、逆に、そこに突っ込んでいくようなものです。そういう意味では、ここは事故多発地点という看板は最悪の標識です。そうやって書くからさらに事故が多発します。
私はできない、○○しなければならない(have toとwant toの問題)、ネガティブもまったく同じです。
ネガティブにフォーカスするからどんどんネガティブになります。
負の螺旋です。
特に人は間違えを記憶するようにできているようですから、意識的にネガティブと言われるようなセルフトークをやめるor情動を外して観る必要があります。(止観)
と、色々と語ってきましたが、スピリチュアル(神秘体験)や霊感や予知夢などからは卒業する時期がきたのかもしれません。卒業とは、それに使われるのではなく、使役する、使いこなす感覚です。
8月はシミ消し気功(オリジナル気功技術このシミ綺麗)などの美容系、人生がよりよく楽しくなった!と言われるコーチングコースではマインドの使い方を、なかだ塾(ヒーラー養成講座)では気功はもちろんのこと知性にフォーカスして、より楽しくいきるコツをお伝えできたらな、と考えています♪
もっと楽しい世界や未来は見ているけれど、見えていないだけで目の前にあります。
宗教的な意味ではなく、小乗でもなく、大乗精神でそれは是非お伝えしたいな、と思います。
お楽しみに!!
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@「自明の理」(公理)だと思われていたことを「実はそうではないのだ」と否定したのが釈迦で、その思想を受け継いだ龍樹(ナーガールジュナ)の中論。大乗仏教はア・プリオリの概念、存在を徹底的に否定したうえでもなお救いを説いた。