1月5日に岩国基地に飛来した航空機です。
海上自衛隊の多用機U-36Aという航空機の役目って特異ですねぇ~
ミサイル役をするようです。
《2023.1.9 周南市 東郭》
U-36A
航空機(多用機 U-36A)
速 力
(最大)0.78マッハ
発動機
TFE 731-2-2B(ターボファンエンジン)
1,590kg×2基
機体
12.04x14.81x3.73(m)
(幅×長×高)
離陸重量
8,900kg
乗 員
4名
U-36A
海上自衛隊の護衛艦も対艦ミサイルの攻撃に対抗するために、艦対空ミサイルや艦砲、20mmバルカン砲、欺瞞用のチャフやジャミング装置など様々な手段を備えています。
とはいえ、これらを効果的に使用するためには、護衛艦の乗組員にも相応のスキルが求められます。高い練度を維持するためには濃密な訓練が必須ですが、対艦ミサイルを護衛艦に向けて発射するわけにはいきません。
そこで、実戦に即した訓練を護衛艦が行えるよう支援するのが、ミサイル役を担うU-36A多用機です。同機は小型ジェット機のため、最高速度マッハ0.78で飛ぶことができ、護衛艦が対空戦闘訓練を行う際にミサイルの挙動を模した飛び方をして、護衛艦乗組員の練度向上を図っています。
ただしU-36A多用機は、飛び方だけ対艦ミサイルを真似ているわけではありません。同機はミサイルになりきるために、左の主翼端に模擬のミサイルシーカーを取り付け、もう一方の右主翼端の燃料タンク前方には訓練内容を記録するためのカメラを装備しています。
「シーカー」とは、ミサイルの先端に設けられる誘導センサーのことで、U-36Aの模擬シーカーは、複数のミサイルの誘導方式を再現できるようになっています。ミサイルが自らレーダー電波を照射して目標を捜索、識別する「AR方式」、目標が放出する熱、いわゆる赤外線を感知して追尾する「IR方式」、そしてARとIRの両方を備えるハイブリッド型の「HYB方式」の3種類のミサイルシーカーを再現することで、護衛艦に様々な訓練状況を付与できるようにしています。
U-36A
F-35B
F-35B
F-35B
F-35B
F-35B
ロッキード C-130T ハーキュリーズ


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