今日、第33回東京都新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開催され、小池東京都知事は、本日
の東京都コロナ感染者は224人となったと発表しました。
昨日の東京都コロナ感染者は、75人で100人を割るのは7日ぶりと喜んだばかりのことで、倍返しはおろか3倍返しの状況です。
小池都知事は、感染者が急増した理由として検査件数が3000件/日と増えていることや、新宿区などでホストクラブなど、夜の歓楽街の従業員らに積極的な検査を行った結果、多くの陽性者が確認されたとしています。特に夜の街の感染者が20代・30代が多かったのが最近40代・50代にまで広がりつつあるので、更なる自粛を要請しました。
また、都は1段階、警戒度を引き上げ、「体制強化が必要である」と結論付けました。
《2020.7.9 周南市 東郭》
小池都知事は、この感染者が新たに224人となったことも、既に織り込み済みとなっていて想定内として
表情は、変わりません。余裕の一つに、医療体制についてもこの上の準備も怠りません。
都は、病床数を現在の1000床から、今月13日までに2800床にするほか、軽症者などが滞在する
ホテルについても、新たに2棟を確保して、感染拡大の第二波に備えるとしています。
《出典:NHK特設サイト》
東京都の過去最多数は4月17日206人ですが、この山が5月25日緊急事態宣言解除で終了したと
すると、東京アラート解除後、再び、同じような山が出来つつあります。(※ならないかもしれない)
7月5日の131人と224人の山を結ぶとちょうど最初の4月の山と同じようなり、第2波としても支障は
ないと思います。国は、緊急事態宣言は二度としたくない等と言いますが、第2波なら早い方がいいと
思います。もう、東京とその周辺は、毎日戦々恐々です。しかし、もう一方の見方としては、医療体制が
或る程度充実してきており、感染しても大部分が治癒し、重症にならないという現状もあります。
そうなると、許容限度の話ですが、休業要請などして経営者や従業員の生活を無理に悩ますことは
ないという事です。この後者の方で、政府(西村経済再生相)と東京都(小池都知事)もほゞ了解が
出来ているのだと思います。でも、224人は東京都だけで、周辺県も密接な経済など共同体であり
此処での感染者も併せて、増加傾向を見て行かなければなりません。今日は全国で236人でしたが
流石に500人/日くらいになると、政府も動くのでしょうか?
亡くなった人は982人(クルーズ船除く)です。全員が治癒して退院できれば、いいのですが、千人には
ならないで欲しいと思います。


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