国内の新型コロナウイルス感染は、ここ1・2週間が瀬戸際だと専門家会議が緊急会見し、政府は
28日全国すべての小中学校及び高等学校を3月2日(月曜日)から春休みに入るまで臨時休校する
よう要請しました。この報を受けて学校や児童は元より保護者も大変です。
国内でも、これまで感染者が居なかった県にも感染していたというような拡大の一途の現状では、
適切な処置と言わねばなりません。といっても、児童たちにとっては大切な受験なども欠かせない
事情もあり、それらがどうなるんだろう?など不安がいっぱいだと思います。
政府はじめ、国民全体が新型コロナウイルス感染に対しては、初めての経験であり、それらを想定した国や地方や企業などの危機管理が出来てはいなかったかと後から問題化する向きもありますが、
この危機に面しては、“耐えがたきを耐え・・・”の精神で全員で立ち向かわなければなりません。
今の時点で国内の現状は、945人(クルーズ船含む)と発表されています。(厚生労働省)内容は、
①日本で感染した人や中国からの旅行者などが226人、②クルーズ船の乗客乗員が705人、
③チャーター機で帰国した人が14人の合計945人となっています。
このうち、死亡された方は、①国内で感染した人が5人、②クルーズ船の乗船者6人で計11人と
なっています。
また、中国では(2月29日11時)新型コロナウイルスでの死者2835人 感染者7万9251人になりました。中国の死者は、前日より47人増えています、また、感染者は427人増えています。
今、中国の新型コロナウイルス肺炎の広がりは、鈍化しているそうですが、果たしてそうなのかは
よくわかりません。
今、中国は武漢 加油(頑張れ)の合言葉のもと、全国の省や市から救援物資として食料や医療品
生活用品など送り込まれています。また、感染者を救済する医療関係者も団体で武漢に向かって
います。もう、湖北省・武漢を助けるために競争しているように見えます。それほど、この国のエネルギーは、素晴らしいということでしょうか。
助力 復産復工
また、このところ復工復産のスローガンがどこも出ています。この意味は、産業を元に戻す、工場を
もとに戻すという意味のようですが、要するに、人々の働き場所や生産力を感染以前に回復させる
ことを意識的に報道することによって、新型コロナウイルス感染が終息に近いとしたいのです。
もう、此処では、勿論、学校は休校していますが、これについて誰も異議は唱えません。親の方も
休業しているので、面倒は見られてきたのですが、工場の再開が次第に戻ると新たな問題も
出て来るかも知れません。学校はオンライン教育もするそうです。
また、NHKが今日報道した中国と日本以外で新型コロナウイルスの感染者が確認された国と地域は55となっています。感染者はあわせて4313人、死者は74人となっているそうです。
感染者数(死者)
①韓国 2337人 (13人)
②イタリア 888人 (21人)
③イラン 388人 (34人)
④シンガポール98人
⑤香港 86人 (2人)
⑥フランス 57人 (2人)
⑦ドイツ 53人
⑧クウェート 45人
⑨タイ 41人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


にほんブログ村