【猛禽類】ミサゴの魚獲り | 周南市 東郭の世界

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こんばんわ!

久しぶりに島田川河口でミサゴの魚獲りを見ました。

海に急降下しましたが、なかなか飛び上がりません。

頭を出したり、潜ったりしていましたが、一体なにをしているのでしょうか?

恐らく、魚が大きいので飛び上がるタイミングが掴めないのです。

以前のは、もっと長い時間水の中でもがくような仕草を繰り返していましたが、チヌがあまり

に大きく漸く飛び上がっても超低空で砂場までもって行ってひと休みしていたこともありま

す。チヌの40cmの重さは1.0㎏、45cmだと1.5㎏あるといいます。ミサゴは成鳥で

体重が1.4㎏なので、これを掴まえて飛び上がるのは相当な負荷が掛かると想像されます。

ちょっと、ミサゴの爪が尻尾や頭など重心が偏ると暴れてどうしようもなくなると思います。

人間の眼には見えませんが、水面下で格闘している筈です。

それに、”spicule と呼ばれる足の外側にある魚を捕らえるための棘、反転する第1趾(猛禽類

ではミサゴだけである)” があるそうで、簡単には抜けない替わりに、水中に引き込まれて

しまう可能性もあります。

魚鷹の異名を持つミサゴちゃんも意外と苦労しているのかも判りません。

                          《2019.6.3 周南市 東郭》


イメージ 1


水中に飛び込んだミサゴが頭をあげています。







イメージ 2


また、頭を突っ込んでゴソゴソしています。








イメージ 3


水中での格闘?を終えると、一気に飛翔します。大きなチヌです。







イメージ 4


これを見たウミネコがすかさずかっぱらいに来ます。

お魚を手にしたものには、ウミネコ、アオサギ、カラスなどが遠慮なく、

かっぱらいに来ます。島田川河口でも自然の厳しい野生の法則があります。

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