JR山口線の宇津根踏切でSLやまぐち号とキハ40気動車の撮影をしました。
しかし、雄大な自然の中を走る汽車というのは、やっぱり絵になりますねぇ~
私達70歳台にとっては、郷愁を感じさせる懐かしさがあります。
京都鉄道博物館の静態保存SLなどと違って、力強く走る姿は昔の佳き日本の姿に戻ったよう
にも思えます。
遠く九州や関西圏なんかのナンバーを付けた車が集まってくるのもこの景色を楽しみたい人達
でしょう。
このD51-200号機は、1938年(昭和13年)9月30日、鉄道省浜松工場にて落成したもの
です。今年で81歳なのです。昔は、ものつくりは、先ず、丈夫であることを前提として
いたので、今でも修理しながらでも動かすことができます。
しかし、何時までこれが続くかと考えると、記録的な話ですが100歳まで動態保存出来れば
最高でしょう。人間の長寿者と同じと考えると、より愛しむ心が湧いてきます。
現代では、このSLを製作時と同じ費用をかけて新造することは、技術的のも難しいし
経済的にも採算が取れないので、動態保存SLの寿命を延ばすことしか考えられません。
人間の高齢者と同じで、何時病を得るが判りません。
限られた期間に、出来るだけ納得できるSL写真を撮って上げたいと思います。
《2019.4.9 周南市 東郭》

SLやまぐち号 D51-200号牽引

SLやまぐち号 D51-200号牽引

キハ40-2005
