10月22日に大島大橋に貨物船が衝突し、高いマスト部が船に横倒しになったまゝ航行していたの
も驚きましたが、あれって車なんかの当て逃げと同じじゃないですかね。
それに、衝突した影響で周防大島への送水管が切断されて、そのパイプが海面迄垂れ下がっていた
のにも驚きました。大島大橋も強度面で問題が発生したようで、当初、通行止めになったり、
そのうち片側交互通行は出来るようになりましたが、車は2㌧車までとなりましたが、物流など
大渋滞です。その後8㌧車まで緩和されたようですが、島民の生活は水道水が使えないので、
大変でした。9,046世帯が断水の憂き目にあったそうで、察してあまりあります。
テレビなども何回も不自由な生活の実態を放映していましたが、だれもこんなことが起こる
なんて想像だにしなかったに違いありません。
当局も随分努力はされたのでしょうが、11月28日から徐々に給水が再開され始まました。
そして、遂に本日午後5時までに全世帯で給水が再開の運びとなりました。

大島大橋
大島大橋の通行についても11月27日 午後3時から全面解除されました。
山口県は、重機を積んだ40㌧トレーラー2台を走らせて橋のたわみなど分析したとの事です。
この度の事故は想定外のことと捉えるのは、無理からぬことでありますが、島民の生活を
1ヶ月以上苦しめた付けは一体どうなるのでしょう。
周防大島島民にとっては、先の2歳幼児行方不明の捜索や逃亡犯の立ち寄った報道もあり、
なにかと人騒がせな事件が続きました。
これからは、危機管理という側面からも自ら毎日の生活を見直して、より安全にすることを
教訓としなければなりません。どうか、ゆっくりお風呂にでも入って、これまでの垢を落とし
て下さい。来年こそは、いゝ年になりますようお祈りいたします。
《2018.12.2 周南市 東郭》

大畠瀬戸潮流