11月2日、孫が犬と遊びたいというので兄貴の飼っているゴールデン・レトリバーのアルファ
の処に連れて行った。実は、このゴールデン・レトリバーは、2代目で名前も同じです。
私も子犬の時から知っているが、もう8歳になるという。
少年の頃は、私も犬に親しんできたのだが、犬や猫などよく可愛がる時代のようだ。
ポメラニアンが孫の愛犬であるが、よく鳴くし、チョロチョロよく動くし、時には咬んだりも
するので、うるさくていけない。咬むのも甘噛みにしても小さい牙は、指に突き刺さって
いけない。
その点、ゴールデン・レトリバーくらいの大型犬は、風格があるし、よく遊びはするが、
その性格の「賢い、温和、知的、親しげ、確実」と表されとおり、信頼出来る犬である。
庭をフェンスで囲み、大きな犬舎を設けてあるので、出逢いに行くと、すかさず駆け寄って
来て、高さ1mくらいのフェンスの上に両足を掛けて吠える。勿論、歓迎の仕草である。
大きな口を開けて舐めようとする。こちらも、そのまえに頭や首もとを撫でてやると、
違う人の処へ行って同じようなことをする。
《2018.11.5 周南市 東郭》

ゴールデン・レトリバー
アルファも久しぶりの孫には大歓迎で、フェンスを開けて入る孫の飛びかかって行く。
体重30kgあるし、立つと1mくらいにはなるので、相当な迫力である。
正面から、しっかり受け止めてやれ! と言っても、孫は腰が引けて横向きになり避けようと
する。でも、何回目かには、慣れて犬との呼吸を合わせることも出来るようになった。
ポメラリアンの躾けで一緒に訓練センターに行ったりしている孫もそれを応用して命令を
する。アルファも頭がよく、その指示に従う。すぐ、双方良好な関係が出来上がるの見た。
孫がブラッシングをするというので、見ているとアルファも気持ちよさそうである。
片手を上げて孫の腕にのせている。

ゴールデン・レトリバー
ゴールデン・レトリーバー(ゴールデン・レトリバーとも、Golden Retriever)は、イギリス原産の大型犬である。賢さ及び忠誠心を兼ね備え、穏和な性格の犬種であるためペットとして広く愛好されている。元来、水鳥猟でハンターが撃ち落とした獲物を陸地に持ち返る(=retrieve)役割を担う犬であり、合図に忠実に従い、俊敏に行動し、水草の生い茂る湖の中を遠くまで泳いで鳥を持ち返る猟犬として、何時間も猟場で活動することが可能な猟犬である。

ゴールデン・レトリバー
外見
個体によって、明るいクリーム色から暗い赤金色まで多彩な毛色を持つ。飾り毛は他の部分より明るい色で長く、ボディ前部、胸腹部、四肢後部及び尾下部を覆う。
ダブルコートといい、羽毛のように柔らかく短いアンダーコート(下毛)及び弾力性のある長いトップコート(上毛)の二種類の毛がある。アンダーコートは防水性が高く、気温の低い季節でも冷水内で活動するのに適する。また体温調整の役目も担い、気温が上昇すると抜け落ち、低下すると再び生える。
均整の取れた体付きであり、オスは体高58〜61cm、体重29〜34kg、メスは体高54〜57cm、体重24〜29kgで、理想的な体長と体高の比率は11:10である。
頭部は割合に大きく、鼻は黒又は茶がかった黒色、耳は頬に沿って垂れ、アーモンド形の目を持つ。

ゴールデン・レトリバー
性格
「信頼できる性格」「飼い主と共に働くことを喜びとする」犬種で、「賢い、温和、知的、親しげ、確実」と表現される。
人間に同調する能力を持つため、家族が静かにしているときには静かにし、遊ぶときには一緒に大いにはしゃいで遊ぶ。
主人が願っていることを察知し、常時主人に気に入られようと努力する。
家族と一緒に行動できることを喜びとし、孤独を嫌う。
忍耐力が非常に強く、細やかな気配りができて、楽天的。
自信を兼ね備え、信頼できる個性を持つ。
一般的には、しつけやすく、子どもから老人まで誰にでも扱いやすい犬種とされている。ただし、事故も発生しており、2017年3月には生後10ヶ月の女児が飼い犬の屋内犬(4歳、オス、体重約37kg)に突然頭部をかまれ死亡する事故が発生している。

ゴールデン・レトリバー
飼育にあたっての留意点
「犬種」とは人間が使途を定めて作出したものであるため、各々の犬種に役割としての機能がある。
ゴールデン・レトリーバーは「人間と共に仕事をする」ことを目的として作出された犬種であるため、次のような特性がある。
戸外に繋ぐことや独居させること・餌及び水やりに関して無頓着になることを嫌う。
仲間として認められることや散歩に連れ出されることが大好き。
一般的に運動不足による肥満が多いため、生活習慣病が増加傾向にある。そのため、「走る」「動く」ことを念頭に置いた日課の工夫が要求される。
適切な運動を怠ると爪を削る機会がなく伸び過ぎるため、定期的に爪を切り長さを調整することが必要である。爪を伸ばした状態にしておくと、爪が根元から折れたり、浮き上がった爪の根元に菌が侵入して腫れたりし、病気の原因となる。また狼爪がある場合、狼爪が皮膚を傷付ける危険性があるため定期的に切る必要がある。
幼児期に室内ではしゃいだり走り回ったりすると、股関節の発達に影響が出たり脱臼の危険性が発生したりする。そのため、室内では静かに、戸外では活発に運動するようしつける必要がある。
人気犬種故の乱繁殖により、股関節形成不全及びてんかんといった遺伝性疾患を患った個体、並びに本来の穏和な性格を大きく損ねた個体が出る場合がある。
ガンは当該犬種の死因で第1位の疾病であり、現在大きな研究課題となっている。股関節形成不全同様、米国が甲状腺機能低下症を必須検査項目に指定して以降、当該疾患は減少傾向にある。《出典:Wikipedia》