姫路城・岡山城・福山城(新幹線車窓より) | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

Yahoo blog経歴10年でアメブロへ移行しました。
一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

日本のお城は、いゝですねぇ~

各都市に江戸時代から残っているものやRC構造で再興されたものがありますが、今もって

その土地のシンボルです。天守などの建築もそうですが、江戸時代の城下町として整備された

街並みや更には気風までもしっかりした土地柄を感じます。

藩主がしっかりした治政をした町は、伝統も引き継がれています。

特に山口県の萩城などは、外様大名となりましたが代々毛利家と藩士と領民みんなで作り上げ

て来て、それだけに藩主と領民の絆が強かったようです。

私などは、萩城の再建を強く望んでいるのですが、明治維新胎動の地となり、毛利敬親公は

率先して版籍奉還から廃藩置県に先導的役割は果たしました。いわば、自分の家はなくなって

もいゝ、新しい日本を作る為ならということでしょうか。長州藩は、自らの殖産興業によって

幕末には、実質100万石以上になっていました。それに頓着せず、明治政府に協力する方針を

打ち出したからこそ、諸藩もなびいたのです。ですから、廃城令をかたくなに守り続けている

県庁関係の頑固さも判るような気がします。まあ、それはそれとして、新幹線で京に上るとき

福山城・岡山城・姫路城を撮影しました。それぞれのお城には、それぞれの藩の歴史がありま

す。

                            《2018.9.29 周南市 東郭》

イメージ 1


姫路城

姫路城(兵庫県)
 
別名       白鷺城
城郭構造     渦郭式平山城
天守構造     連立式望楼型
5
6階地下1
築城主      赤松貞範
築城年      1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)
主な改修者    黒田重隆・羽柴秀吉・池田輝政
主な城主     小寺氏・黒田氏・池田氏・本多氏・松平氏・榊原氏・酒井氏
廃城年      1871年(明治4年)
遺構       現存天守・櫓・門・塀
石垣・堀・土塁・庭園
指定文化財    国宝(大小天守と渡櫓等8棟)
重要文化財
(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)
特別史跡
ユネスコ世界遺産




イメージ 2


姫路城







イメージ 3


岡山城

岡山城
(岡山県)
 
別名       烏城、金烏城
城郭構造     梯郭式平山城
天守構造     複合式望楼型46階(1597年築)
 (鉄筋コンクリート造外観復元・1966年)
築城主      上神高直?
築城年      1346 - 1369年(正平年間)
主な改修者    宇喜多秀家、小早川秀秋、池田忠雄
主な城主     宇喜多氏、小早川氏、池田氏
廃城年      1873年(明治6年)
遺構       櫓、石垣、堀
指定文化財    国の重要文化財(月見櫓、西の丸西手櫓)、国の史跡
再建造物       天守・門・塀






イメージ 4


福山城

福山城(広島県)

別名             久松城、葦陽城
城郭構造     輪郭式平山城
天守構造     複合式層塔型56階(1622年、非現存)
 (1966RC造復興)
築城主        水野勝成
築城年        1622
主な改修者          阿部氏
主な城主         水野氏、松平氏、阿部氏
廃城年        1874
遺構             櫓・門・鐘楼、石垣
指定文化財    重要文化財(伏見櫓、筋鉄御門)
 福山市指定重要文化財(鐘楼)
再建造物     天守、月見櫓、御湯殿