西日本豪雨で、山陽本線など鉄道路線運転見合わせが続いていますが、山口県東部の山陽本線
柳井駅~下松駅間は、9月9日から運転再開(見込み)となります。又、岩徳線の周防高森駅~
徳山駅間は、9月22日から運転再開(見込み)とJR西日本から発表されました。
心配していたJR貨物の貨物列車迂回運転も明日から運転開始されます。
山陽本線の貨物列車の運行が多い事をよく書いていましたが、西日本豪雨で不通となったので
あれだけの貨物の消化するには、山陰本線を経由するしかないと思っていましたが、JR貨物・
JR西日本さんも想定外だったのでしょうか迂回運転実施までに時間が経過してしまいました。
素人考えですが、迂回運転すると言っても、山陰線は単線・非電化ですので、電気機関車では
牽引できず、定期旅客列車との離合などはかなり微妙と思われます。多分、貨物列車は長い
ので、短いホームで待つことは出来ないので、定期旅客列車が待つようになったりします。
JR貨物の運行とJR西日本の運行のダイヤや運転士の実習などスキルが重要です。
事故など絶対起こしてはなりませんが、双方の列車が立ち往生になっては大変です。
トワイライトエクスプレス「瑞風」の運行のように時間的余裕も許されませんので、かなり
の努力をされたものと思います。しかし、これに依って貨物輸送の逼迫が幾分かは解消され
尚且つ、そのノウハウを取得できることは決してマイナスにはなりません。
是非、山陽本線全面運転再開まで頑張って戴きたいと思います。
《2018.8.27 周南市 東郭》

ある日の山陽本線を走るJRFのEF210-8電気機関車「桃太郎」

《出典:JR貨物・JR西日本HP》
迂回運転ルート
迂回運転のJR貨物列車は、山口線も通ります。牽引は、DD51形ディーゼル機関車と書いてあ
ります。貨物列車の迂回運転実施について(8月24日)へのお知らせリンクは、下記です。

DD51形ディーゼル機関車