おはようございます!
この度の西日本豪雨被害は尋常なものでは、なかったですね。
広範囲に及ぶことから、死者も200人を超えたようです。
被害の多くは、土石流やがけ崩れに伴うものでした。昨年の九州豪雨といゝ、山の多い日本
での豪雨は、どこで事故が発生しても不思議ではないという怖れを改めて感じます。
周南市の土石法指定区域を数えただけでも1926箇所に上ります。その殆どががけ崩れ危険箇所
ですが、土石流地滑り危険個所もあります。狭い私の地区でも5ヶ所指定されています。
周南市の土砂災害ハザードマップも公開されていますので、日頃から危険個所を注意しておく
必要があります。まあ、危険を予知した場合、逃げなさいということだけですが、それでも
よく通る危険個所を知っているだけでもリスクを避けられます。
周南市ハザードマップリンクは、http://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/9/4178.html
です。
《2018.7.15 周南市 東郭》

西日本豪雨災害の復旧作業は、連日の炎天下のなか、今日も行われますが、熱射病などに
充分留意されて作業しなければ、自分が倒れてしまいます。
7月13日、萩市の弥富でがけ崩れの修復工事をしている現場を目撃しました。
それが、油圧ショベルを殆ど垂直にして作業しているのです。

ユンボでこんなことが出来るなんて、将に驚異でした。いま、断崖斜面の崩落しそうな岩石を
はつっているところですが、誰がみてもびっくりすると思います。
よく見ると、上方からのワイヤーが装着されていますが、作業する人は、相当熟練された高度
な技術と勇気がある人に違いありません。
下の写真は、昨年高千穂へ行ったとき約100メートルの断崖の上付近にユンボがぶら下がって
いるのを目撃しました。バスの中から遠くの絶壁でしたが、私はユンボが落ちそうになって
辛うじて停まったのか?中の運転士は、どうやって脱出したのだろうか?と要らぬ心配を
したのですが、これも、がけ崩れの防止工事のようです。見ただけですが、こちらの作業の
ほうが怖い感じがします。日本のこの種の技能もかなりなものです。
山国の日本では、こういう貴重な作業も必要となってくるのですねぇ~
土砂災害防止の為、今後も頑張って戴きたいと思います。
