JR西日本山口線のSLやまぐち号、4月8日(日)運行の仁保駅の様子です。
残念ながら、この日もD51蒸気機関車牽引にはなりませんでした。2週連続でD55-1043の
ディーゼル機関車の牽引です。しかし、まあ、休日の一日を山口線に乗って津和野まで行かれ
る乗客のみなさんや駅に駆け付けた多くの鉄道ファンは、牽引車がなんであろうと、結構
楽しんでいました。
《2018.4.12 周南市 東郭》

ハナズオウとモクレン

ホームの看板

やぶさめ津和野号

DD51-1043
DD51形ディーゼル機関車は、日本国有鉄道(国鉄)によって1962年(昭和37年)から
1978年(昭和53年)にかけて製造されたディーゼル機関車である。《出典:Wikipedia》

エンジンカバーを開けて、内部を見せてくれました。
新人の研修中だということです。

国鉄DD51形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 日本国有鉄道
北海道旅客鉄道
東日本旅客鉄道
東海旅客鉄道
西日本旅客鉄道
九州旅客鉄道
日本貨物鉄道
製造所 日立製作所・川崎車輛・三菱重工業
製造年 1962年- 1978年
製造数 649両
主要諸元
軸配置 Bo-2-Bo
軌間 1,067 mm
全長 18,000 mm
全幅 2,971 mm
全高 3,956 mm
機関車重量 84.0 t
台車 DT113B (動力台車)
TR101 (1-4)
TR101A (5-53,501-547)
TR106 (548-799,1001-1193)
TR106A (800番台) (付随台車)
軸重 14 - 15 t (可変) (動力台車)
動力伝達方式 液体式
機関 V型12気筒ディーゼル機関
DML61S(1-19)
DML61Z(20-53,500番台,800番台)
機関出力 1,000ps(1-19)
1,100ps(20-53,500番台,800番台)
変速機 DW2A
最高運転速度 95 km/h
出力 2,000ps(1-19)
2,200ps(20-53,500番台,800番台)

山口線の蒸気機関車D51-200号機の出力が最大1,400PS 定格出力1,280PSです。
このDD51-1043ディーゼル機関車の出力は、2,200PSです。
又、C571は、出力が最大1,290PS 定格出力1,040PSです。
又、C56-160は、出力が最大592PS 定格出力505PSです。
山口線出力順位は、DD51-1043>D51-200>C57-1>C56-160となります。
C56-160は、5月6日に引退ということですが、理由は出力が半分以下に落ちた為としていま
す。

SLやまぐち号 仁保駅停車時の様子
運用
1987年の国鉄分割民営化に際しては、北海道旅客鉄道(JR北海道)25両、東日本旅客鉄道(JR東日本)29両、東海旅客鉄道(JR東海)4両、西日本旅客鉄道(JR西日本)63両、九州旅客鉄道(JR九州)1両、日本貨物鉄道(JR貨物)137両の計259両がJR各社に継承された。すべて重連形の500番台および800番台である。
JR西日本
網干総合車両所宮原支所:5両(1109,1183, 1191, 1192, 1193)
定期運用はなく、JR西日本管内で運転される臨時列車や工事列車の牽引に使用されている。
後藤総合車両所:2両(1179,1186)
2006年までは寝台特急「出雲」を牽引していたが同列車の廃止後は定期運用が消滅。現在は2両(1179, 1186)が残るのみとなり、いずれも臨時列車やお召し列車、工事列車の牽引および構内入換用として使用されている。2015年7月25日から2016年3月22日の間は団体列車『特別な「トワイライトエクスプレス」』山陰ルートの牽引機として使用された。
下関総合車両所 運用検修センター:1両(1043)
臨時列車の牽引のほか、「SLやまぐち号」の補機や非常時牽引機としても使用されている。現在所属している1043号機は2011年9月に宮原総合車両所から転属した車両であり、それと入れ替わる形でかつて配置されていた844号機は廃車された。なお、1043号機はかつて亀山機関区所属時代に、側面の白帯が配置されていない唯一の特徴を有していたことで有名な機関車(現在は側面にも白帯を配した標準塗装になっている)。《出典:Wikipedia》

線路跨橋の上からの様子

仁保駅から50m位でトンネルに入る。






展望デッキに乗客がいます。多分、蒸気機関車だったらトンネルに煙が充満し、耐えられませ
ん。小さいとき、SLに乗った時なんかは、トンネルになると一斉に窓を閉めました。
それでも、車内に煙の臭いが充満してきます。今では、あの煤煙の匂いも懐かしい思い出で
す。
