山口県佐波川の上流の島地川でオシドリを発見しました。
12月18日に佐波川でヒドリガモやカワアイサなど冬鳥が飛来していたのですが、そのとき、
岸から200mくらい離れたところにいる群れが居たのですが、見た途端遠くへ泳ぎ出して、
今度はそれらがみんな飛んで行ってしまったのです。それで、12月21日におなじ場所へ
行ってみると、そのオシドリの群れは、まだ、居ました。オシドリは他の冬鳥と比べて
警戒心が強くて、今度も遠くへ泳いで去っていきましたが、なんとか撮影出来ました。
過去、下松の温見ダムでもオシドリを撮影しましたが、群れ自体が少なく、なかなか見つけら
れません。見つけてもすぐ逃げられるという幻の野鳥です。
山口県でも純絶滅危惧種に指定されていて、かなり奥にひっそり居るような野鳥なのです。
今季も ”オシドリ!、オシドリ!”と冬鳥撮影のたびに、唱えていた念願の鳥だったので、
嬉しくて堪りません。
《2017.12.24 周南市 東郭》

オシドリ
オシドリ(鴛鴦、学名:Aix galericulata)は、鳥綱カモ目カモ科オシドリ属に分類される
鳥類。《出典:Wikipedia》

オシドリ
分布
東アジア(ロシア南東部、朝鮮半島、日本、台湾、中華人民共和国など)に分布する。
日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると本州以南(主に西日本)へ南下し越
冬する。オシドリは一般的に漂鳥であるが、冬鳥のように冬期に国外から渡って来ることも
ある。イギリスなどへ移入・定着。《出典:Wikipedia》

オシドリ
形態
全長48センチメートル、メス41センチメートル。翼長はオス21-24.5センチメートル、メス21.7-23.5センチメートル。翼開張は68-74センチメートル。体重0.6キログラム、メス0.5キログラム。
嘴の先端は白い。卵は長径5.3センチメートル、短径3.7センチメートル。
オスの嘴は赤く。繁殖期のオスは後頭(冠羽)、頬から頸部にかけての羽毛が伸長し、顔の羽衣が白や淡黄色。胸部の羽衣は紫で、頸部側面には白い筋模様が左右に2本ずつ入る。
腹部の羽衣や尾羽基部の下面を被う羽毛は白い第1三列風切が銀杏状(思羽、銀杏羽)で
、橙色。メスは嘴が灰黒色。非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が灰褐色、眼の周囲から後頭にかけて白い筋模様が入る。また体側面に白い斑紋が入るが、オスのエクリプスでは不明瞭。足は橙色で指に水かきがある。《出典:Wikipedia》

オシドリ夫婦
生態
渓流、湖沼などに生息する。上高地周辺の水辺でも見られる。水辺の木陰を好み、開けた水面にはあまり出ない。木の枝に留まることもある。
食性は植物食傾向の強い雑食で、水生植物、果実、種子、昆虫、陸棲の貝類などを食べる。陸上でも水面でも採食を行う。
繁殖形態は卵生。4-7月に山地の渓流や湖沼の周辺にある地表から10メートル以上の高さにある大木の樹洞(あるいはまれに地表)に巣を作り、9-12個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は28-30日。
オシドリが樹洞に巣を作ることは昔から知られており、孵化した雛がどうやって地表に降りるのかは長い間謎であった。しかし後に、雛は自分で巣から地面に飛び降りることが、皇居の森にて確認されている。
孵化して40-45日で飛翔できるようになる。厳冬期には数十羽から数百羽の群れをつくることもある。《出典:Wikipedia》

オシドリ夫婦