米軍岩国基地に戦闘攻撃機F18Aスーパーホーネットが来たと報道があったので、飛行訓練でも
していないかと、一昨日、門前川河口に行ってみました。
でも、ホーネットは見られずオスプレイが訓練?していましたので、撮って来ました。
オスプレイは、墜落事故の報道を新聞などがしていますが、奇怪な飛行機であります。
遠くでみると、プロペラが大きくて、”パタパタ” と蝶トンボのようです。
しかし、飛行機とヘリコプターの両方の特性を備えているので国防総省が熱心に開発を
進めてきました。
《2017.12.17 周南市 東郭》

門前川でオスプレイ2機が周防大島方面へ飛んでいます。
門前川の楽しみは、ミサゴの撮影です。この日も猛禽類のミサゴが現れました。
オスプレイは、英語でタカ目の猛禽類「ミサゴ」を意味するのだそうですね。
奇遇と言えるかもしてませんが、Osprey同士が同じ処に居るということです。
ミサゴちゃんには、ちょっと物足りなく思えるかも知れませんが・・・

米海兵隊 V-22B オスプレイ 4番機
BellBoeing V-22 Ospreyは、アメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社とボーイング・
バートル(現ボーイング・ロータークラフト・システムズ)社が共同で開発した航空機(垂
直離着陸機)である。
愛称のオスプレイ(英: Osprey)とは、タカ目の猛禽類の一種である「ミサゴ」を意味す
る。《出典:Wikipedia》

米海兵隊 V-22B オスプレイ 4番機
概要
回転翼軸の角度を変更するティルトローター方式を採用することで、飛行中でも固定翼機とヘリコプターの特性を切り替え可能な垂直離着陸機である。従来方式のヘリコプターに比べ、高速かつ航続距離に勝る特性がある。固定翼機には不可能な垂直離着陸やホバリング(空中停止) とヘリコプターの弱点である速度の遅さと航続距離の短さを解消したヘリと固定翼機の“良いとこ取り”をした機体である。
1980年代初頭より開発が開始され、技術的困難や冷戦の終結に伴う予算の削減などで開発・量産および配備計画は当初の予定より大幅に遅延したものの、2000年代よりアメリカ海兵隊を始めとして海軍や空軍へも配備が始まっており、2013年からはアメリカ合衆国大統領随行要員の搭乗機としても運用されている。
日本への売却も決定しているほか、いくつかの軍事同盟国からの購入交渉も進んでいる。
《出典:Wikipedia》

米海兵隊 V-22B オスプレイ 44番機
操縦
飛行モード
V-22は固定翼機の特性を持つ『固定翼モード』、ヘリコプターの特性を持つ『垂直離着陸モード』、その中間の『転換モード』の3つのモードを切り替えて飛行する。
固定翼モード
エンジンナセルが水平の状態。固定翼機と同じ特性となる。
巡航時に利用することでヘリコプターよりも高速移動が可能となる。
この場合、回転翼は広い面積を有し十分な推力を得られるので、通常の固定翼機に比べゆっくりな回転を示している。
垂直離着陸モード
エンジンナセルが垂直の状態。ヘリコプターに近い特性となる。
エンジンナセルは僅かだが後方まで向けることが可能で、低速ながら後退飛行もできる。
転換モード
エンジンナセルが1度から84度の状態。
離陸時の加速や着陸時の減速に利用される。
V-22の回転翼は大型のため、固定翼モードで離着陸すると地面に擦ってしまうが、エンジンナセルを傾けることにより、固定翼機に近い挙動で離着陸が可能となる。
この状態では傾けて回転翼と固定翼の両方の揚力を得て上昇できるため、固定翼機よりも短距離で離着陸することが可能である。《出典:Wikipedia》

ローターが水平から垂直方向へ変わっていく、車輪格納庫は開き始めた。
操作
同じインターフェイスで固定翼機とヘリコプターを操縦することになるため、操縦桿やスロットルレバーはAFCSを介し対応するモードに合わせた操作として機体に伝達される。
離陸
転換モード(75度~60度)で短距離離着陸(STOL)する。通常の固定翼航空機のように地上滑走によって固定翼面だけで揚力を得る離陸はできない。
積載量が少なく滑走距離が短い条件では、垂直離着陸モードによる離着陸もできる。
巡航
垂直離着陸モード
垂直離着陸モードによる飛行制御はヘリコプターの操縦に近い。両足中間のサイクリック操縦桿と座席左側の出力制御レバー(TCL)、足先のラダーペダルによって行う。サイクリック操縦桿を左右方向へ倒すことで、2つのプロップ・ローターでコレクティブ・ピッチに差を作ることで左右の揚力差が生じ、また、同時にラテラル・サイクリックによる操作でプロップ・ローターの回転面が傾くことも加わって、ロール操作が行える。サイクリック操縦桿を前後方向へ倒せば、プロップ・ローターが前後に傾きピッチ操作が行える。ラダーペダルの片側を踏み込めば、2つのプロップ・ローターが互いに前方と後方に傾くことで機首の向きが変えられ、ヨー操作が行える。
固定翼モード
固定翼機モードによる飛行制御は固定翼機の操縦と同じである。サイクリック操縦桿は操縦桿に、TCLがスロットルレバーに相当し、ラダーペダルはそのままラダーペダルとして機能する。サイクリック操縦桿を左右方向へ倒すことで、左右互い違いに動く主翼後縁のフラッペロンが上下運動し、ロール操作が行える。サイクリック操縦桿を前後方向へ倒すことで、水平安定板後縁のエレベーターが上下運動し、ピッチ操作が行える。ラダーペダルの片側を踏み込めば、垂直安定板後縁のラダー2枚が連動して動くことでヨー操作が行える。
着陸
ランディングゾーンが十分に得られれば、転換モードで減速してから着陸することで自らが作る下降気流(ボルテックスリング)によって失速を招く危険を避けられる。
ランディングゾーンが狭い場合や重量が軽ければ、垂直離着陸モードでほぼ垂直に降下して着陸する。《出典:Wikipedia》

車輪が出始めた。