萩市の越ヶ浜のイベント広場でイソヒヨドリの美しい囀りを聞きました。
”ピィーピィ、ピィーピョ ピィ” と鈴を鳴らしたようなコロコロした声が音の接ぎ目で聞こえて
来て、真に音楽的なメロディで感動しました。
公園化された海辺に椰子の長い葉の方から、聞こえて来たのですが、これまで聞いたことが
ないのでどんな鳥が鳴いているのか判りません。でも、かなり長く鳴いていたので、その鳴き
声がイソヒヨドリであると確認できました。
”おッ イソヒヨドリの鳴き声なんじゃ!” と改めて感動した次第です。
《2017.10.12 周南市 東郭》

イソヒヨドリ♂
イソヒヨドリのコバルトブルーの羽毛は、本当に綺麗です。

山陰の海岸線では、初めて見ました。瀬戸内海では、海岸の道路を走っていると、
防波堤の上などに必ず居ます。

イソヒヨドリは、どうも2羽居たみたいで、美しい鳴き声で呼んでいたようです。
番か恋人か判りませんが、公園の上を飛び回っていました。

イソヒヨドリ(磯鵯) Monticola solitarius は、スズメ目、ツグミ科に分類される鳥の一
種。アフリカとユーラシア大陸に広く分布する鳥で、和名どおり海岸や岩山などで多く見ら
れる。磯や岩場に多く生息していて、ヒヨドリに似ていることからこの和名がついている
が、分類上はヒヨドリ科ではなくツグミ科でまったく別の鳥である。《出典:Wikipedia》

イソヒヨドリ形態
体長は23cmほどで、ヒヨドリよりは少し小さい。体色は亜種によって異なるが、日本に分布
する亜種イソヒヨドリ M. s.philippensis では、オスは頭から喉および背部が暗青色、胸腹
部がレンガ色のような赤褐色、翼が黒と鮮やかに色分けされる。一方、メスは全身がやや暗
青色を帯びた茶褐色で、鱗のような模様があり、雌雄の区別は容易であるが、若鳥のオス
は、メスの個体と近似の羽色をしており雌雄の区別がしづらい。繁殖期が近づくと、正面の
腹の下部からだんだん赤褐色に変色していく。《出典:Wikipedia》


トビ

トビ

イソヒヨドリ♂

イソヒヨドリ生態
イソヒヨドリは世界的には標高2,000-4,000mの高山の岩石地帯に生息する鳥である。
しかし、日本では磯や港など海岸周辺が主要な生息地域であり、内陸部でも見かけることが
ある。近年では都市部にも生息するようになり、電線や看板に留まっていたり、住宅地や
ビルの間を飛び回る姿を見かけたり、鳴き声を聞くことができる。
おもに地上で餌を探し、甲殻類や昆虫類、トカゲなど、いろいろな小動物を捕食する。単独
行動で、群れは作らない。 春にはツグミ科特有の声量のある美声でさえずる。その声音と節
回しは複雑である。 また、イソヒヨドリは繁殖期以外でも天気の良い日はさえずることが知
られている。
通常は岩陰などの岩の隙間等に営巣するが、都市部ではビルの屋上、屋根の隙間、通風口な
どに営巣して人々を驚かせることもある。
産卵は地域により差があるが本州では5月初旬ごろ行われる。巣は枯れた雑草などの寄せ集め
である。通常、5、6個程度の卵を産む。雛は濃い鼠色をし、2週間程度で巣立つ。この間、
雄雌が交代で餌を運ぶ。《出典:Wikipedia》

イソヒヨドリ♂