山口県光市の島田川河口に、よく猛禽類のミサゴが来るので撮影に行きます。
この辺りでは、一番ミサゴがみれる確率が高いと思います。
私の経験では、90%以上の発見率です。広い河口とそれに続く瀬戸内海は、ミサゴ撮影にも
適していて今日のミサゴ写真のようにずっと追っかけられます。
通常高い空を悠々と飛んでいて、トビとおなじように見えますが、ミサゴはトビより少し大き
く旋回はしますが、トビのように小さい輪ではありません。
それに、お腹側の羽毛が白いので見分けがつきやすいのです。
また、トビの尻尾は三味線のバチのような鋭角ですが、ミサゴの尻尾の底辺は、Rがついて
いるので区別がつきます。
あそこの電柱にとまっていることがよくありますが、人間が近づいても逃げません。
猛禽類は人を恐れないのです。チョウゲンボウもノスリもそうでしたが10mくらい近づいても
平気です。チョウゲンボウは、電柱の真下で撮影しても平気でした。
猛禽類は、野鳥の頂点にいるので怖いものはないのですかねぇ~
でも、カラスがよくちょっかいを出しているのを見かけます。トビなどは、カラスの最も
ちょっかいを出しやすい相手で、折角、捕った餌を奪われたりします。
ミサゴとカラスのバトルは見たことがありませんが、ミサゴは足の爪や嘴も強烈な武器になる
ので、近づき難いのではないかと思います。
島田川河口に現れるミサゴは十数羽いると思われますが、何処にすんでいるか判りません。
近くの大水無瀬島や小水無瀬島に飛んで行ったり、来たりするので巣があるのかも知れませ
ん。いつぞやは、おおきな魚を掴んで水瀬島の方へ飛んで行きました。
今回は、ミサゴ写真だけですが、この河口は野鳥の宝庫でもあります。
特に冬鳥のマガモやコガモ・ヒドリガモ・オナガガモなどのカモ類、この冬は見ませんでした
が、ユリカモメも来ます。勿論、普通のカモメ・ウミネコ・アイサ類・カワウ・ウミウ・サギ
・カワセミも撮りました。
千歳橋のほうへ上がると、シジュウガラ・エナガ・コゲラ・ホオジロ・ヤマガラ・メジロなど
撮りました。
島田川の上るとヤマセミがいると聞きますが、まだ、出逢っていません。
ことしは、念願のコウノトリとブッポウソウを初めて撮影出来ました。あと、ヤマセミを
撮ることが、目標です。
《2017.8.23 周南市 東郭》
















