光市の島田川河口へ4月27日探鳥に行きました。
砂場があって、そこの草原にヒバリが居ました。初め、スズメかとも思ったのですが、
少し大きいようです。再生してみると、ヒバリ特有の後ろ頭の冠羽があるので断定出来まし
た。そのうち、大空へ舞い上がり ”ピーチクパーチク” 囀り始めました。
この鳴き声を聞くのは何年ぶりでしょう。
確か、昭和30年台には私の住んでいる辺りでも、春になるとヒバリの鳴き声がしていました。
ヒバリは、麦を作っていたころ、刈り入れ時とヒバリの子育ての時季が重なって、巣なども
見かけていました。それが、年々、麦を作らなくなり、蓮華なども植えなくなってヒバリも
比例的に見かけなくなりました。
世の人は、美空ひばりさんは知っていても野鳥のヒバリを見たことがない人も増えていると
思います。でも、嬉しいですねぇ~ 、こうしてヒバリの鳴き声を聞くことが出来ました。
《2017.4.29 周南市 東郭》

防波提に止まったヒバリ

カルガモが陸に上っていた。

小石置き場のヒバリ

一羽が上空に上って囀り始めた。

ヒバリ(雲雀、Alauda arvensis)は、スズメ目ヒバリ科ヒバリ属に分類される鳥類。春を
告げる鳥として古来より洋の東西を問わず親しまれている。《Wikipedia》

ヒバリは上空でホバリングしながら絶えず囀っています。
どの写真も口が開いています。
すごいエネルギーですねぇ~

形態
全長17センチメートル。翼開長32センチメートル。後頭の羽毛は伸長(冠羽)する。上面の羽衣は褐色で、羽軸に黒褐色の斑紋(軸斑)が入る。下面の羽衣は白く、側頸から胸部にかけて黒褐色の縦縞が入る。胸部から体側面にかけての羽衣は褐色。外側尾羽の色彩は白い。
初列風切は長く突出する。次列風切後端が白い。
嘴は黄褐色で、先端が黒い。後肢はピンクがかった褐色。
卵の殻は灰白色で、灰色や暗褐色の斑点が入る。オスは頭部の冠羽をよく立てるが、メスはオスほどは立てない。《Wikipedia》

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生態
草原や河原、農耕地などに生息する。種小名arvensisは「野原の、農耕地の」の意。しかしながら近年大雪山の標高2,000メートル付近の高山帯をはじめ、北海道、本州の山岳地帯でも生息が確認されている。
食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫、クモなども食べる。地表を徘徊しながら採食を行う。
繁殖形態は卵生。上空を長時間停空飛翔したり、草や石の上などに止まりながら囀る。繁殖期が始まるとオスが囀りながら高く上がって行く「揚げ雲雀」と呼ばれる縄張り宣言の行動は古くから親しまれている。
和名は晴れた日(日晴り)に囀ることに由来する説や、囀りの音に由来する説もある。地表(主に草の根元)に窪みを掘り植物の葉や根を組み合わせたお椀状の巣をメスが作り、1回に3-5個の卵を産む。抱卵期間は11-12日。雛は孵化してから9-10日で巣立つ。繁殖期にはつがいで生活し、非繁殖期には小さな群れで生活する。《Wikipedia》

この時は、凡そ地上30m付近で鳴き続けていました。

もう、一羽 地上に居ました。こちらは、静かにしていました。

でも、こうしてみるとヒバリって本当に可愛いです。