富山地方鉄道の寺田駅待合室などの建物は素晴らしいですねぇ~
何故って、ホームの柱や梁の補強トラスが昭和の風情を漂わせているか
らです。ボルトナットで締め付けてあり、合理的に幾何学的に組んであ
り昔には、よく見掛けました。
《2016.12.9 周南市 東郭》

1番線と3番線の間の待合室

ホームの柱の下部分は、ひと回り大きく補強してあります。

2番ホームの建築も木造です。昭和6年開業ということなので、恐らく
当時のものと変わらないと思います。鉄材の生産量も少ない時代から
なのか鉄道といってもレール以外は、木製のものが多かったようで
す。

昭和の郷愁は、ここにあった広告や看板などの字体です。
右から書いてあったり、昔の広告が残っていたりして時代を溯った
ような感じもします。

左側のトイレはコンクリート造りで近代的です。
ここの駅長さんは、手が空いている時は観光客などに説明もしてくれま
す。写真は5月のものですが、これからは雪に覆われて真っ白になる
ことでしょう。

モハ10041(元京阪電車の3000番台1991年譲渡)

隣り駅のえっちゅう ふなはし駅のホームは、もう鉄やアルミ素材です

富山地方鉄道の10045号車