
周南市の西光寺川にハグロトンボが多く飛んでいます。
このところ日毎に雨が降り、ハグロトンボが増えたように感じます。
このトンボは、飛ぶといってもヒラヒラとちょっと飛んでは、又、着地を繰り返している
ので比較的撮影し易かったのです。
この前は、西光寺川の上を雄と雌が追っかけっこしていました。
あまり目立たないのですが、昨日13日10:30′頃、西光寺川の岸の梅雨草などの地面や
紫陽花の根元などにいました。そのハグロトンボの胴部の青緑色が光を受けて輝いて見え、
とても綺麗です。この場所には20~30匹は居ますが、この青緑色のハグロトンボは、雄
です。ところが、この雄の数が意外に少なく確認出来たのは2匹だけでした。
雌の方は、胴体も翅と同じく黒っぽいのですぐ見分けられます。
《2016.9.14 周南市 東郭》

ハグロトンボ ♀
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ハグロトンボ(羽黒蜻蛉、Calopteryx atrata)は、カワトンボ科のトンボ。
別名ホソホソトンボ
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ハグロトンボ ♂
成虫
成虫の体長は 57-67mm、後翅長 35-44mm ほどで、トンボとしてはやや大型。雌の方が雄より若干大きいが、大差はない。翅が黒いのが特徴で、斑紋はなく、雄は体色が全体的に黒く緑色の金属光沢があるのに対し、雌は黒褐色である。他のトンボのように素早く飛翔したりホバリングしたりせず、チョウのようにひらひらと舞うように羽ばたく。その際、パタタタ……と翅が小さな音を立てる。どこかに留まって羽根を休める際もチョウのように羽根を立てた状態で、四枚の羽根を重ねて閉じるという特徴がある。《Wikipedia》

ハグロトンボ ♀
生態
成虫は5~10月頃まで見られ、とくに7~8月に多い。主に平地から低山地のヨシなどの挺水植物や、エビモ、バイカモなどの沈水植物などが茂る緩やかな流れに生息する。幼虫は、おもに夜半から早朝にかけて、挺水植物などに定位して6~7月頃に羽化する。羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活するが、成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などに止まり縄張りを張る。交尾後、雌は水面近くの水中植物に産卵する。《Wikipedia》

ハグロトンボ ♂