こんばんわ!
周南市の西光寺川から「かわせみだより」を発信しています。
台風12号は、県下に於いては気圧も上って弱まって来たので、大きな被災は免れました。
雨も降りましたが、西光寺川が氾濫することはありませんでした。
でも、1時間に100㎜を超すような豪雨になると、決して安全ではありません。
この川だけでなく、日本の川は少なからずそういう危険をはらんでいます。
恐ろしい事ですが、予めの対策・対応することしか難を逃れる術がないように思います。
台風10号では、岩手県岩泉町の高齢者グループホームで浸水により高齢者9人がお亡くなり
になりました。山口県では、2009年7月21日、防府市真尾の特別養護老人ホーム『ライフ
ケア高砂』に、大雨による土石流が襲って、ホームの高齢者7人が亡くなる災害がありまし
た。どちらも高齢者のホームで土石流や浸水という共通の要因があります。あの時も土地の
古老は、生まれて80年になるが、こんな豪雨は初めてと話されていました。最早、経験値
だけで対応すると、とんでもない事になります。あれから7年経過していても、あの教訓は
活かされなかったのが残念です。
西光寺川の方は、大雨にはカワセミはやって来ません。増水して魚が獲れないからでしょう
が、恐らく巣穴に籠ってじっとしているのだと思います。野性として川で生き延びて来た
彼らには、大雨や増水を検知する能力があるのではないでしょうか?
今日の「カワセミだより」は、西光寺川のカワセミが水中ダイブした時の一枚だけの
写真です。
《2016.9.7 周南市 東郭》

《EOS70D 1/2000ss f 5.6 +2/3 iso2000 F=300.0㎜EF70-300㎜/7.24/西光寺川》