今日の12時14分、前の田んぼにアマサギがやって来ました。
今年、初めて見ました。最初は田んぼのなかに2羽いたのですが、カメラを持ち出すと
もう、そこには居ません。よく見ると、田んぼのなかの木に留まっています。
今日の周南市は雨でありますが、そんなことはかまっておれず、飛び出して撮ったのです。
アマサギは毎年、今頃ここへやって来ます。
普通、団体の10~20羽が多いのですが、この2羽は先発隊なのでしょうか?
これから、ここらは水田にしますが、トラクターの周りをついて来たりします。
コサギも同じような事をしますが、カエルなどを捕まえる為です。
でも、アマサギは留鳥ではなく、よそからやって来ます。
亜麻色の頭部の羽毛が特徴で、遠くからでもすぐ判ります。
いうなれば、季節を告げる野鳥です。
《2016.5.9 周南市 東郭》

アマサギ(猩々鷺、飴鷺、Bubulcusibis)は、鳥綱コウノトリ目サギ科アマサギ属に分類
される鳥類。本種のみでアマサギ属を構成する。
日本では、亜種アマサギが夏季に繁殖のため飛来し(夏鳥)、九州以南では越冬もする
(留鳥)。《Wikipedia》

形態
全長46-56センチメートル。翼開長88-96センチメートル。体重0.1キログラム。後頸、胸部
から腹部にかけて白い羽毛で被われる。
嘴は短く、色彩はオレンジがかった黄色。後肢の色彩は黒褐色。
繁殖期は眼先が赤く、嘴や後肢の色彩も赤みを帯びる。夏季は頭部から頸部、胴体上面は
オレンジがかった黄色(飴色)の羽毛で被われ(夏羽)、和名の由来になっている。また、
冠羽と飾羽が伸びる。冬季は頭部から頸部、胴体上面が白い羽毛で被われる(冬羽)。
雌雄同色。《Wikipedia》

生態
草原、農耕地、湿原などに生息する。単独やペアで生活するが、小規模な群れを形成して
生活することもある。昼行性。
食性は動物食で、主に昆虫、クモを食べるが、魚類、両生類、小型爬虫類、甲殻類なども
食べる。大型の草食獣の背中に止まり、寄生虫を採ることもあるので、共生関係の例に挙げ
られることもある。
繁殖形態は卵生。同科他種も含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。雄が巣材を集め、
雌が森林の樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り、日本では4 - 7月に1回に2 - 5個の
卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は22 - 26日。育雛は雌雄共同で行う。雛は孵化して
から30 - 40日で巣立つ。《Wikipedia》

雨に打たれながら熱心に撮っていたら、突然コサギが下から上って来て、アマサギくんを
牽制しました。縄張りを主張しているのでしょうか?
アマサギ2羽は、堪らず逃げ出しました。
右下の田んぼには、このコサギのほか、アオサギとカルガモもいます。
