遂に、我が家の上空にミサゴが現れました。
3月19日の15:52′ 頃です。近頃、猛禽類のミサゴの魅力に魅かれて、島田川河口など
撮影に行っていましたが、その2日前に家人が我が家の上空をミサゴが通ったと言うのです。
また、トビと間違えているのじゃないのか?と思いましたが、ちょっとしたらミサゴが現れ
ることもあるだろう?と期待していたことも事実です。島田川でもよくトビが舞っており
大きさも同じくらいなので、遠くからでは見分けがつきにくいのです。
ただ、ミサゴは胴体・胸部分・翅の内側が白く、頭部も白いので見分けるポイントになりま
す。そして、張り込みというと大げさですが、外へ出て監視体制に努めていたのです。
家人は、庭の草むしりなどしながら上空を観察するのです。私は、カメラをセットして
家の周りの花や野鳥など探しています。
すると、この日、家人が ”来た!来た!” と云うので、すぐその方角をみると、なにか怪しい
鳥影が見えます。前方300m~400mの上空で途中田んぼなので障害物は少ないのです。
どうやら、澤田湖の上で舞っているようですが、まだ、トビかミサゴか見分けがつきませ
ん。その数分後ホバリングを繰り返し始めました。これは、絶対ミサゴの特徴です。
何度も、ホバリングしては水面へ突っ込んでいましたが、遠くて家の影になってしまいま
す。写真は、見えた部分だけになりましたが、大きいので充分迫力があります。
そして、何度目かのホバリング・降下を繰り返したのち、おおきなお魚を捕まえたのです。
湖から西へ低空で飛んで行くとき、そのお魚を掴んでいるのが、チラッと見えたのです。
そして、新幹線の上空から向こうへ飛んで行きました。
家人も、わたし同様ずっと見続けていたのですが、自分の言ったミサゴの確証が得られたの
が嬉しいらしく、まだ、西の空を見ています。
わたしも、魚を何処へ運んで食べるのか興味がありましたが、ちょっと遠過ぎます。
すると、又、家人が私を呼んで西の上空にいるミサゴを見つけました。
私は、少し遠すぎないかと思いましたが、これも礼儀です。
一枚撮って、拡大して見ましたが、最後のコマのミサゴがお魚を掴んでいる写真が一番
よく写っていました。
《2016.3.21 周南市 東郭》

ミサゴが沢田湖へ降りようとホバリングしています。
コブシの花が満開で見事ですねぇ~

ミサゴのホバリングは割と高いところでも行ないますね。10m以上あるのでは?

以下、ホバリングするミサゴ


ミサゴの特徴がよく表れています。
カメラがいゝのか?、腕がいゝのか?・・・いや、冗談です。





これは、コブシの花が主役

お魚を掴んで新幹線の方へ飛んで行っています。

おおきなお魚と新幹線の電線



西空のミサゴです。周南コンビナートの蒸留塔が見えています。

上写真を拡大してみました。