閑谷学校のあいうえお論語-「せ」 | 周南市 東郭の世界

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閑谷学校 校門(重要文化財)
 
閑谷学校の校門、扉を開閉するときの音が鶴の鳴き声に似ているので鶴鳴門ともいう。
 
両袖に付属屋があり中国の形式を模している。元禄14年(1701年)に造営されました。
 
屋根瓦は、備前焼で300年の耐久性があるそうです。
 
 
 
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論語 陽貨第十七
 
 
【原文】
 
  子曰 性相近也 習相遠也。
    zǐyuē  xìngxiāngjìnyĕxíxiāngyuǎnyĕ
  
【読み下し文】
 
  
   子曰く、性相近し 習い相遠し。
 
 
【語句意味】
 
性(せい) ・・・生まれ持った性質
相(あい)・・・たがいに
習(ならい)・・・習慣・勉学
近(ちか)し・・・似たようなもの
遠(とお)し・・・離れている

 
 
【東郭解譯】
 
孔子人的本性是相近的,由于染不同才相互有了差”の中国語訳文があります。
 
孔子先生が仰いました、人間の本性は、互に似かよっているものである、だから悪習に染ま
 
って互いに差が出て来るのです。と云っているのだと思いますが、勉学でも努力次第という
 
ことでしょうか? ”天才も99%の努力があってこそ”の言葉があるように、問題にするのは
 
真面目な取り組み姿勢を貫くことにあるのではないでしょうか!?
 
                           《2016.1.9 周南市 東郭》