秋のカワセミと彼岸花 | 周南市 東郭の世界

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周南市の私の在所も、いよいよ稲刈りのシーズンです。
 
周南市だけでも収穫時期は、約1ヶ月くらいのズレがあります。
 
きょうの「かわせみだより」は、9月21日撮影のもので、彼岸花が咲いていた時季です。
 
ですから、彼岸花からすると咲く前から咲き終わった後も稲刈りが続いているということ
 
です。現在、彼岸花は枯れており、稲刈りになっても収穫作業には何の影響もありません。
 
ちょうど、彼岸花の咲く時期と稲刈りが同じになるところは、花は美しく稲刈り作業も
 
楽しいでしょうね。
 
この彼岸花は西光寺川の土手のもので、そのすぐ下にカワセミがやって来ていました。
 
カワセミも自分の作業に忙しく、稲刈りや彼岸花が目に入っているか知りませんが、
 
兎に角、秋の同じ季節に生きているものです。
 
カワセミ写真だけで季節感があるとすれば、幾分黄色に見える葉っぱや後ろに落ちている
 
葉っぱ等ですが、秋色は希薄です。
 

「人は人 吾は吾なり 山の奥に棲みてこそ知れ 世の浮沈」

 
 作者は奇兵隊の高杉晋作です。慶応2年10月には、病も進み下関の桜山で療養を余議なく
 
 されました。四境戦争では先頭に立って幕府軍を追いかえして、長州藩の危機は回避した
 
 
 
 晋作でしたが、こうなっては吾は山の奥で新しい世を夢見る意外にありません。
 
 
 自分の人生は”やれるだけのことはやったのだ!” との思いと、華々しく戦っている奇兵隊
 
 
 や諸隊の同僚が羨ましくもありました。
 
 
   西光寺川のカワセミも、高杉晋作の心境に例えるなら、
 
 ”彼岸花は彼岸花、稲は稲で一生懸命  生きている、私も私で一生懸命生きているのだ”
 
 と云うことではないでしょうか!?
 
 
                          《2015.10.10 周南市 東郭》
 
 
 
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                  西光寺川の彼岸花
 
 
 
 
 
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EOS70D 1/1250ss f 5.6 +11/3 iso6400 F=300.0 EF70-300 /9.21 西光寺川
 
 
 
 
 
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