津和野駅から山口方面へ走るキハ40 2003です。
太皷谷稲成神社の高台から、津和野の町と、この山口線が一望できます。
太鼓谷稲荷よりさらにロープウェイで昇ると津和野城跡があり、整然とした石組の様子で
往時を偲ぶことも出来ます。当時の殿さまは、眼下に津和野の町を眺めていた事でしょう。
いま、話題のSL山口号も津和野駅⇔新山口駅で運転しています。近頃津和野に行くのは、
専らSL(蒸気機関車)貴婦人号を見る為ですが、このキハ40も悪くありません。
山里の木々の緑や田んぼの青い稲の中を走る赤い列車は、ことのほか印象的です。
この列車の上、50mくらいのところに国道9号が通っており朱色の大鳥居を潜って津和野街
へ降りて来ます。この朱色の大鳥居とキハ40と太皷谷稲成神社本殿の朱色が一直線に重なっ
たときが、一番美しいときです。
《2015.7.29 周南市 東郭》

《EOS70D 1/400ss f 7.1 ±0 iso200 F=300.0㎜ EF70-300㎜ /7.26 津和野稲成神社》

《EOS70D 1/400ss f 8.0 +1/3 iso200 F=300.0㎜ EF70-300㎜ /7.26津和野稲成神社》
形式 キハ40 2000番台
寸法 L:21,300 mm W:2,930 mm H:4,055mm
重量 39.8 t
車体 普通鋼
運転室 全室貫通高運転台
機関形式
出力 DMF15HSA
220PS/1,600rpm
変速機 DW1
(変速1段・直結1段手動変速)
最終減速比 2.995
ブレーキ方式 機関ブレーキ付 CLE
ブレーキ装置 踏面片押
台車形式 DT22C/TR51A
許容最高速度 95km/h
車体構造・客室 2扉セミクロスシート
出入口 片引戸幅1000mm×2
乗車定員 92(座席:76)
製造初年 1977年

《EOS70D 1/400ss f 6.3 +1/3 iso200 F=277.0㎜ EF70-300㎜ /7.26津和野稲成神社》