北陸新幹線といえば、”かがやき・はくたか・つるぎ・あさま”ですね。
このうち、東京⇔金沢を結ぶのは、”かがやき”と”はくたか”で24往復運行されています。
”つるぎ” は富山⇔金沢間のシャトルタイプで18往復します。
また、”あさま”は、東京⇔長野間運行で16往復です。
これらの新幹線は、E7系(JR東日本)、W7系(JR西日本)で所有が違うだけで仕様は
同じです。
これらの新幹線を撮りたくて開業前の週に金沢・富山まで行って運よく撮影できました。
でも、まだ新幹線ホームには入れて貰えず、おまけに雪が降っていて駅周辺のビルからの
撮影になりましたが、撮影出来た事だけで満足でした。
”なあ~に、開業すればいつでも撮れる!?” と思ってタカを括っていましたが、山口県から
だとなかなか機会に巡り逢えません。
ところが、今日山口県でE7/W7系の新幹線を見たので、写真に撮って来ました。
きょうは、そのお話です。
《2015.7.23 周南市 東郭》

実は、昼ごろ下松市笠戸島にある家族村に遊びに行ったのです。
お昼御飯に寄ったのですが、新しく足湯の施設があって気持ちよかったですよ。
帰りには、笠戸大橋の下の州鼻に行って見ました。
高校のころから投げ釣りに通っていたので、懐かしいところです。

笠戸大橋(174号線)から国道365線に出る時、右側に日立製作所笠戸事業所があります。
ふと、”新幹線でも撮れたらいいな~”とおもって交差点を東にハンドルを切ると、なんと
あの、北陸新幹線の”かがやき?”が停まっているではありませんか。最初に家人が見つけた
のですが、私はすぐ撮影できる場所を走りながら探します。
北陸新幹線車両は、2m以上の塀の内側あり、屋根の部分が見えるだけでしたが、それでも
新品の輝きは素晴らしくて大いに焦ってしまいました。

日立製作所笠戸事業所は下松市にあります。私もプラント関係の取引で構内に入った事が
ありますが、その時も新しい新幹線車両を製作中でした。笠戸事業所の車両部門は、日本の
殆んどの列車を作って来ました。国鉄JRだけでなく私鉄車両も該当します。また、
台湾新幹線などの海外輸出用も作っているのです。

新幹線E7系・W7系電車諸元
編成 12両 (10M2T)
営業最高速度 260 km/h(高崎以西)
240 km/h(高崎以東)
設計最高速度 275 km/h
起動加速度 1.6km/h/s
編成定員 934名(普通車853名・グリーン車63名・グランクラス18名)
全長 300.25m
全幅 3,380mm
全高 3,650mm
車体長 25,000mm(中間車)
26,000mm(先頭車)
車体幅 3,380mm
車体材質 アルミニウム合金(ダブルスキン構造)
編成質量 540t
軌間 1,435 mm
電気方式 交流25,000V 50Hz/60Hz
編成出力 12,000kW
主電動機 かご形三相誘導電動機MT207
主電動機出力 300kW
駆動装置 WN駆動方式
制御装置 VVVFインバータ制御
台車 DT211(電動車)
TR7010・TR7010A(付随車)
制動方式
回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重・滑走再粘着・遅れ込め制御付)
保安装置 DS-ATC
製造メーカー 川崎重工業(E7系・W7系)
日立製作所(E7系・W7系)
総合車両製作所横浜事業所(E7系)
近畿車輛(W7系)

写真が良く撮れる場所を探していましたら、横断歩道橋が近くにあったのでその上から
撮影させて戴きました。この青い屋根の輝きは、印象的でした。
構内の写真撮影は、禁止されていますが、この程度の風景写真なら赦してくれるでしょう。
ここでは、時々新幹線車両などの一般公開もされているようですので、興味のある方は
お問い合わせになったら如何でしょう!?
