
アカネスミレ

桜花
JR山口線は、2013.7.28の山口島根豪雨によりズタズタになりました。
線路だけでなく民家、河川、道路、田畑など全部に被害を与える史上最大規模の豪雨でし
た。東郭は、2013.9.14にこの地域を視察し、当ブログの地域情報「山口島根豪雨爪痕」
を投稿しています。道路がその日ようやく通れるようになったからです。
この「つわぶき街道」と呼ばれる県道13号線は、両側が高い山で名賀(なよし)川が
津和野の町へ流れていますが、濁流はこの街道全体を流れ下りました。
橋も流され、田んぼも流され、民家も流されているまゝ惨状は、痛ましく虚無感で
いっぱいになりました。東北大震災のあと視察した時とおなじ感情です。
此処を走る山口線も基礎が全部流されて斜面だけになっていて、レールが垂れ下がって
いるのみであったのです。もう、山口線が此処を通るのは不可能だろうと思いました。
それが、一年後には復旧して同じ処をSLが走るなんて信じられません。
しかし、関係者の努力と技術力はまことに大したものです。
いまは、もう線路は通常に運行しています。凄いことですですよねぇ~

これは、2013.9.14の写真転載(東郭ブログ)です。
この道路は、現在津和野から萩方面に向かう大型観光バスがひっきりなしに走っています。
私がいた一時間だけでも10台は通って行きました。
でも、この川や泥を被った田んぼは未だ復旧工事中でした。

アカネスミレ

百才橋付近の草花などを撮りました。

満開の花桃の樹がありました。ここも水を被ったことでしょう。
向こう岸には、豪雨の時削られた岩肌が見えますし、流木などのゴミもそのまゝです。

トキワハゼ

トキワハゼ

ムラサキケマン

ヒメオドリコソウ