カワセミさんが、お魚を獲って足場に戻って来ました。
さて、カワセミさんはそのお魚をどうするのでしょうか?
というとなんだかクイズみたいですが、みなさんご存じですよね。
カワセミさんは、これから必ずと言っていいほど、お魚をくわえて足場に打ちつけます。
お魚を高く挙げて首を廻して、思いきり叩きつけるのです。
足を踏ん張って首を90度以上回している姿は、かなり迫力があります。
大きい魚になるとそれを何度も繰り返して ”これでもか!?、これでもか!?”と言っている
ようです。そしてお魚さんが弱ったのをみて頭から呑み込むんです。
この習性は、とても不思議でほかの野鳥などで見た事はありません。
あれって学習によるものですかねぇ?、水中ジャンプでお魚を獲る行動などとリンクして
いて生まれつきのものなんですかねえ?
ゴイサギが小石を嘴で池に投げて、寄って来たお魚を捉えたりすることがありますし、
カラスなどは上空から胡桃を落としたり、線路に並べたりして割るそうですが、自分で
学習したのでしょうか?なんか賢いというか不思議な事であります。
渡り鳥の方向決定など、人間がもっていない隠れた能力があると思われます。
《2015.3.17 周南市 東郭》

カワセミがお魚と加えて足場にいます。

カワセミは首を回して、お魚を叩きつけます。

カワセミがお魚を叩きつけました。

どうやらお魚さんが弱ったようです。

カワセミさんは、呑み込んで何事もなかったような顔で私を見ました。