カワセミと付き合うには? | 周南市 東郭の世界

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おはようございます!
 
きょうの周南市は、久しぶりに晴れています。
 
窓から朝の太陽光線が射しこみまばゆいばかりです。
 
こんな日は、なんでも出来そうな気がしてウキウキしますねぇ~
 
今日の「かわせみだより」は西光寺川の川岸から川面を見ているカワセミ小太郎くんです。
 
カワセミは、水中のお魚を捕獲する為じっと魚の動きを見ているばかりではありません。
 
常に周囲に気を配ってあちこち頭を動かしています。
 
私にとって被写体として嬉しいことでもあります。
 
 
                           《2015.2.27 周南市 東郭》
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じつは、現在 西光寺川の土砂取り除きの工事が始まりました。
 
川の土砂は年々堆積しとうとう大雨で堰堤を越えることもあるようになりました。
 
そこで、安全と河川保護から県にお願いしていたのです。
 
西光寺川周辺の土地開発は数十年前から高速道路ICや宅地開発で進んでいますが、河川に
 
流入する土砂はもの凄くて、取り除かなくては川は土砂で溢れ被害がすぐ発生します。
 
ところが、どうもこのような開発と河川の土砂堆積は具体的な方策がないのか、県の管轄
 
との連携が旨く行っていないのか分りませんが、大袈裟に言えば垂れ流しになっています。
 
西光寺川のカワセミを愛するものとして魚の住むよりよい環境を保護して戴くのは必須事項
 
です。
 
昔からの大河などでは、その心配も薄く川の持つ重要性から積極的に維持管理されますが、
 
西光寺川ような二級河川では全てが後手後手に回ってしまいます。
 
川の環境の自然保護と周辺の開発は、かなり難しい問題なんですね。
 
私としては、”川が可哀そうじゃないか!?” という立ち位置ですが、もっと川を愛する
 
気持ちを持たないといけません。
 
自然はむやみに開発してもいけませんが、人間がまったくほったらかしていても育ちませ
 
ん。人間の自然との付き合い方に難しいものがあります。東日本大地震の大津波や広島県
 
安佐地区の土石流災害などは、その課題に尽きます。
 
昨年は、この下流の堆積土砂を取り除く工事が有り、川内の土砂がなくなり生えていた草も
 
無くなって、蛍が出てくれませんでした。それが今では、川の水溜まりもでき魚も戻って
 
カワセミは相変わらず生息しています。寧ろ以前よりよくやって来るようになったのです。
 
今年は、ホタルも以前のように活発に飛びまわると信じています。
 
美しいカワセミの撮影も地元の人間としては、西光寺川を愛し環境を護る事を少しでも
 
やらなければ、永続性はないと思っています。口幅ったい言い方ですが、それがカワセミ
 
を愛し、西光寺川をまもる郷土愛というものではないでしょうか?
 
 
 
 
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