中国雲南省昭通鲁甸（ろでん）県でマグニチュード6.5クラスの地震が発生しました。
雲南省政府発表によると、8月3日16時30分に発生し今なお余震が続いているということです。
又、4日8時、時点で381人遇難、3人行方不明、1801人負傷と発表していますが、5日14時に
は更に増えて407人遇難としています。なお、被災避難民は57,200人以上になるとの事です。
中国大陸の地震帯は大きく4つ有りますが、今回もその一つ青藏高原地震地区とよばれる処で
四川・雲南の全部も入ります。専門家は、“这一地区地质地貌复杂，在没有地震的时候，
也经常出现一些滑坡、泥石流等地质灾害，而一旦发生地震，这些灾害会加重地震的破坏力。”
と言ってますように、地震がこなくても、この地区は地形が複雑で土砂崩れや土石流の発生
し易い土地なのであります。地元民は、2008年の四川大地震や2012年の昭通地震で多くの
児童が校舎の下敷きになって亡くなっていますが、その教訓が生かされなかったと嘆いて
います。地震発生後も余震が間断なく発生し翌4日8時迄に411回を数えています。
また、雨も降り続いており、この上の災害発生を食い止める為に全力を挙げている処です。
4日午前には。李国強率いる責任者集団が現場を視察し地震災害救済の指導を行っています。
実は、私の前の中国語の先生は、ここから200ｋｍ離れた宜宾市に住んでいます。
当然、御両親なども居られるのですが、連絡が取れないので心配しています。
《2014.8.5 周南市 東郭》