徳山駅に、博多発東京行き「のぞみ2号」が入って来ました。
到着を知らせるアナウンスの後、「ビィーー」と鳴ると西の方から新幹線の先頭車部分が、
点のような小ささで近づいて参ります。
ホームで待っている乗客は、一様にその方へ視線を向けてなんか緊張した雰囲気が漂っていま
す。その点は見る間に大きくなり、音もなく迫って来て定位置に停車します。
新幹線の自動ドアが一瞬「ガタッ」として開くと乗客は、やっと我にかえって乗り込みの開始
です。朝6時50分徳山駅に到着し乗り込んだと思ったら、もう「のぞみ2号」は動いています。
さあ、これから「今日の戦い」の開始です。
始発の博多発は6時05分で東京着は、11時13分の予定なので所要時間は、5時間08分ですね。
博多駅から東京駅まで、1064.3kmだそうですが、山陽線では、時速300km/H、
東海道線では270km/H程度出しているようです。
徳山駅から東京駅まで所要時間は、4時間22分ですねぇ。もう、この時間になって何年経つの
でしょうね?
”この時からですよ!東京出張が日帰りになったのは!?” ですから次は日は相当きつかった
こと覚えています。
まあ、新幹線のスピード化で日本の生産性も上がったことだし、いいことなんでしょうね。
ところで、逆に東京駅からの博多方面への朝一新幹線は「のぞみ1号」で6:00始発です。
なので、お互いさまちゅうことですが、要するにビジネスラインなんですね。
時間を余り気にしないのなら、例の”サンダーバード”とか”はくたか” なんかは快適ですねえ。
窓がひろく、車内も広く、音も揺れも少なくて快適です。
北陸新幹線も来年春には開通しますが、これからはお客のニーズに合わせた新幹線という
方向で発展していくんじゃあないでしょうか。
長いようで短い、短いようで長い新幹線乗車時間ですが、到着の際の「チャイム」は、
いゝですね。メロディもいろいろ変ったりしているようですが、どれも皆絶妙です。
なんであんなに”懐かしくてほっとするんでしょうね”、私だけかも判りませんがね。
何しろ、日帰り出張ですから、東京駅発が17:35分ごろだったでしょうが徳山駅到着が
22:00頃でした。今だったら、東京駅発17:30「のぞみ55号」があり、徳山駅21:54分
到着します。というか、この新幹線しか直通で徳山駅に止まらないんです。
それで、到着する時の「チャイム」のメロディを聞いてごらんなさい。
ほんとに、ホッとします。あの新幹線チャイムの音とメロディは、最高です。
《2014.7.29 周南市 東郭》





あさいち、「のぞみ2号」が徳山駅に着きました。

シンクロナイズド・コンフォートシートというリクライニングシートです。
社用と違って、現在はグリーン車にも乗れます。

読書灯

肘掛収納テーブル


テーブルの必要もないのに出してみました。

コンセント

フットレスト

女性の駅員さん、女性の進出している職場ですね。
四角いモニターボックスの役目はいろいろあるのでしょうが、車輌からの
乗降客の様子は、実によく判りますね。新兵器ですかねぇ?
女性駅員さんに聞いてみました。
”あの~、突然ですが、恋人いらっしゃいますか?”
”ええっ、あっそうだ! 私の恋人は新幹線のぞみで~す”