現在のJR西日本富山駅は改築中で乗降など非常に忙しいです。
改築中の新駅舎は巨大な長方形の高架式駅舎で前面のガラス張りが印象的で、まるで空港の
ターミナルビルのような感じです。
北陸新幹線乗り入れ駅としてレール敷設なども終え仕上げ段階に入っているようです、併せて
電鉄富山駅や富山ライトレールの富山駅も改築し、駅前の総合開発に取り組んでいる為です。
電鉄富山駅を降りた私達は、工事中の塀を右にみて富山駅仮駅舎まで歩きます。
改札を終えても、又、塀だらけの駅構内を歩いて4番ホームまで行きました。
そういうわけで、歩きで忙しくなったわけでありますが、工事完了までは少し時間に余裕を
持たせてたほうがいゝ思います。
《2014.6.18 周南市 東郭》

仮駅舎コンコースの電光掲示板には、既に「特急しらさぎ8号」の案内があります。
この列車は、金沢駅11:45、名古屋駅14:48に到着します。

特急しらさぎの女性運転士?さんです。
女性乗務員の方はよくお見かけしますが、女性運転士さんを見るのは初めてです。
とくに愛らしい制帽・制服姿はいゝですね。にこやかに私達を迎えて下さいました。
この方は、最後尾にいらっしゃいましたので、運転をされるかどうかは判りませんが
強大な特急電車などの運転に携わる女性の方の数は、JR西日本においても増えている
ようです。女性の社会進出の時代を反映して日本でも極普通になっていますが、
男性でも難しい運転資格に挑戦された事と思います。
ところで、男性の車掌さんはよく改札などでお見かけしますが、あの業務は男性が
適しているのではないかと思います。手際良く改札などの業務をこなす姿は、優しいだけで
なく威厳もあるほうが客対応がスムースに行くように思います。
まあ、男性も女性も仕事に熱意をもって一生懸命な邁進する姿は、美しいものであります。

しらさぎの座席は、サンダーバードの683系と同じです。
座席は、「2+1」か「2+2」なのでゆったりとしています。それに窓がひろいので
景色も充分楽しめます。
JR西日本の特急では初めて各車両にパソコン電源と大型テーブルを設置するなど、
さらなる快適さを追求しています。
サンダーバードとの外見上の違いは、名古屋に直通するイメージをあらわすオレンジのライン
がはいっていることです。
ところで、L特急ちゅうのは、なんの”L”かな調べてみました。
エル特急(エルとっきゅう)とは、昼行で運行本数の多いJR在来線の特急列車の愛称で
ある。・・・ということですが、スーパーカムイ、すずらん、しなの、ひだ、しらさぎが
指定されているそうであります。

「しらさぎ」は最高速度160km/H、車体材質アルミニウム合金、製造メーカーは、川重、
近畿車輛、日立製作所、日本車両製造などです。

編成は、クモハ683-3500、サハ683-2500、サハ682-2200、モハ683-3400、
クロ682-2000、クモハ683-3500、サハ683-2400、クハ682-2700
「オレンジ」のラインがこの特急の特徴です。

しらさぎ 運転台

特急列車に「ワイドビュー」の名を冠せられたのがありますが、しらさぎはL特急です。
ワイドビュー電車は、”東海、伊那路、ひだ、南紀、しなの、ふじかわ”の各車両です。
この、「しらさぎ」も車窓は贅沢なくらい広いのですが、ワイドビュー電車とは違いが
あるのでしょうか? 今度、ワイドビューにも乗ってみたいと思います。

ともかく、L特急「しらさぎ」の旅は、快適なのでありました。
「しらさぎ」のような女性運転士さんも有難うございました。