電鉄富山のダブルデッカーエクスプレス | 周南市 東郭の世界

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電鉄富山駅の観光列車ダブルデッカーエキスプレスです。
列車番号UN5、特急で電鉄富山始発12:17→終点宇奈月温泉駅13:26となっており、
1時間9分の列車の旅が楽しめます。この区間、急行だと1時間30分要します。
 
私達は、宇奈月のトロッコ電車へ乗ろうと電鉄富山駅に辿りつき、電車時間を探していた時
予定列車の一便前にこの特急があることに気づき、急遽変更して切符を買ったんです。
ホームへ行くと、人々がカメラを持ってざわついています。
何事だろうと、良く見ると理由は、このダブルデッカー車両にありました。
マニア?さん達は、「時代祭行列絵図」や先頭部の写真を撮影しているのです。
また、旅行客などはこの絵図を背景に二人組・三人組と記念撮影しています。
 
                             《2014.6.4 周南市 東郭》
 
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 この車両の「時代祭行列絵図」は、維新勤王隊列となっています。
 
 ”オヤッ!”と思って調べてみると、京阪特急の8831号なのでした。これを電鉄富山が
 
 譲り受け、2013年8月25日から運行を開始しているのだそうです。
 
 
 
 
 
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先頭部は、10034(元京阪3000系)の番号で、向かって左に「特急宇奈月」とあります。
 
この列車は、10034+ダブルデッカー+10033の三両編成ですが、京阪時代の想いを持つ人
 
も、ここでは運行していることは、たまらなく懐かしい存在だと思います。
 
その為かどうか判りませんが、見た眼も殆ど変えていないようです。
 
 
 
 
 
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 電鉄富山駅に止まっていた10032と10040です。どちらもワンマンとあります。
 
 左は、普通宇奈月温泉と書いてあるので、これに乗ることになっていたのでしょう。
 
 右は、岩峅寺(いわくらじ)駅行きと書いてあります。
 
 
 
 
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  電車の進行方向の線路の写真です。貫通型先頭車は、こういう風景が撮れていいですね。
 
  曲がりくねった線路と大きく揺れる車両は、素朴な昔の鉄道景色がそのまゝ残って
 
  いるようで、情緒豊かでした。
 
 
 
 
 
 
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 なかなめりかわ駅を通過したときの写真です。
 
 この鉄道は全線立山連峰が見え、国内でも有数な観光鉄道ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
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 車内の左上に「モハ10034」とあります。
 
 ハトのマークには「ダブルデッカーエクスプレス」、デビュー2013.8.25の表示です。
 
 右の女性は運転手さんか車掌さんか、ワンマンカーと書いてあるので全ての業務を
 
 こなします。とにかく、大変忙しいのです。運転業務は勿論のこと、切符の販売や
 
 検札も走り廻るようにして行います。アナウンスも欠かしません。
 
 私たちが観光客と見れば気軽に話しかけて、立山連峰のビューポイントなども教えて
 
 くれました。少しのお国訛りがあっても綺麗なのでチャームポイントになっています。
 
 ですから、車内の雰囲気も非常に良かったですし、感心したのは私だけではありません。
 
 みなさんも、未だでしたら、この鉄道にぜひ乗ってみてください。