カワセミ最接近 | 周南市 東郭の世界

周南市 東郭の世界

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一応、貴重な記事・画像は移行成功しているようで、引き続き東郭の世界を楽しんで下さい。令和元年から新しいアメブロで頑張ります。 “ゆうぜんとしてほろ酔へば雑草そよぐ”

カワセミが、また西光寺川にやって来ました。
現在、カワセミがとまっている場所は、我が家から10mの距離なんです。
田舎で交通の便の悪く、人も余り訪れませんが、逆にそれがカワセミにとって好都合なのかも知れません。
山口の瑠璃光寺五重塔の前の池にもカワセミがやって来ます。
そこで撮った写真を拝見しますと、その高品質に驚きます。
何しろ、背景が日本を代表する五重の塔なのですから、感嘆します。
でも、あそこは山口県を代表する観光スポットであり、人が多いとカワセミもやって来ないと
聞きました。
まあ、なにが幸いするか判らんちゅう話ですが、西光寺川のこのカワセミを紹介するのは、
暇な老人東郭の役目であると自認して頑張っています。
 
この、カワセミ君は、愛称 “小太郎” と名付けています。
これだけでも、漱石の猫よりはいいとおもうのですが、”どこで生れたか頓と見當がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いて居た事丈は記憶して居る。
吾輩はこゝで始めて人間といふものを見た。” の文章は、そのままカワセミ小太郎にも
当て嵌まります。そっくりなのです。
 
ニャーニャーをピィーピィーに変えるだけで、「吾輩は川蝉である」になります。
夏目漱石の鑑識眼は、そうとうなものであったようです。
 
この、小太郎は、昨日“突然現れた目の前のコサギ” の続きなんですが、もう近いだけに
身を潜めて猫のように、狙いました。
眼の直ぐ下にカワセミが、川を覗いています。
紫陽花の葉っぱとフェンスの支柱の間の僅かな隙間からカワセミを撮ろうとしたのです。
太陽光も、順光になっていてカワセミの翡翠色もよく撮れそうです。
 
そうして撮ったのが下の三枚で、期待通り?の出来映えです。
 
                           《2013.12.14 周南市 東郭》  
イメージ 1
 
 
   小太郎君、川の中を見ています。
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
   小太郎が川へ飛びます、足が非常に可愛いですね。残念ながら羽根は隠れています。
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
       また、あがって来ました。残念ながら魚獲りは失敗しました。