きょうのカワセミの連続写真は、ほゞ完璧に近いものであります。
カワセミが岸から魚めがけて水中に突入し、水中で魚を捉えて、再び水中発進し、岸へ戻って
魚を食べるまでのシーンを余すことなく撮っています。
これが、カワセミの生活であり、云わばカワセミ物語です。
撮ったのは、私でなく、カメラが撮ったのであります。
大阪城は、太閤秀吉が建てたといわれていますが、大工が建てたのであります。
実質的には、私の技術を誇れるものでは勿論ありませんが、この連続写真は確かに嬉しい。
この7枚の連続写真を見て、まず思ったのは “マニュアルが書けるんじゃないか” でした。
カワセミの行動パターンは色々ありますが、過去、この連続写真が撮れたのは1・2例しか
無いと思います。
カワセミの行動でも、餌を捕獲する作業は、当然マニュアル化されて然るべきであり、
作業標準と行動マニュアルは、必要ですし各工程の分析もするべきでしょう。
それほど、カワセミの水中ダイビングは、無駄がなく、流麗であり、短時間の作業で仕上げて
います。
見事な仕事ぶりです。 ”う~ん、いい仕事するじゃない” が率直な感想です。
《2013.7.18 周南市 東郭》

かわせみさんが、水中めがけてダイビングの瞬間。

水中に突入するときの写真、槍が突き刺さるような感じです。

水中のなかのカワセミさんが写っています。

水中より、お魚をくわえて発進しています。

そのまゝ、岸へ向かって一直線です。

カワセミさんが岸へ戻って、お魚を飲み込む瞬間です。

カワセミさんの喉のあたりが、大きく膨れているのが判ります。
後述・・・特に近年、日本でも流麗な作業をする業種が随分ふえてきました。
身近なところでは、宅配業者、引っ越し業者、車のライン組み立て工程、コンビニやファミレス
等々、皆さん努力されて、作業効率を上げられ、質の良い仕事をされるようになりました。
少しでも無駄、無理、ムラがある業者は、たちまち同業他社に追い抜かれる時代です。
わたしも、本日のカワセミさんの熟達した作業には感心しましたし、自分も見習わねばと
おもった次第であります。”カワセミさん ありがとう”