山口県日中友好協会定期大会 | 周南市 東郭の世界

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2013年度山口県日中友好定期大会が5月15日(水)に山口市湯田温泉 翠山荘にて開催された。
 
大会は、14:00から理事会・大会・記念講演が行われ、17:00からの交流会に移った。
 
定期大会は橋本憲二理事長の開会のことば、脇坂宣尚県日中友好協会会長の挨拶の後、
 
御来賓から祝辞賜わった。
 
来賓挨拶は、中華人民共和国駐福岡総領事 李天然氏、山口県知事代理総合企画部理事
 
 
高杉和典氏、(財)山口県国際交流協会専務理事 木村 茂春氏に戴いた。
 
つぎに、(社団)日本中国友好協会 加藤紘一会長と山東省人民対外友好協会 劉 淵 会長の祝辞が
 
披露がされた。
 
尚、参加者は50名弱であり、昨年の100名を越えたことに比べて低調であった。
 
この後の定期大会や講演会模様等は、以下写真にて紹介させていただきます。
 
                                            《2013.5.16 周南市 東郭》
 
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                             会場受付
 
 
 
 
 
 
 
 
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            開会を宣言する山口県日中友好協会理事長 橋本 憲二氏
 
 
 
 
 
 
 
 
      
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             山口県日中友好協会 会長 脇坂宣尚氏の挨拶。
 
 挨拶の要旨は、山口県・山東省友好提携三十周年記念訪中団150名や沖縄県の「済盧友好の会」
 
 山東省訪問・斡旋、また国内の(社団)日中友好協会との総会出席やスピーチコンテストの開催など
 
 日本・中国の友好状況を述べられ、昨年9月以来の両国の芳しくない状況においても、民間として
 
 の友好活動は続けていきたいと話しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
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 来賓席(右より)  中華人民共和国 駐福岡総領事   李 天然
 
                              領事   劉 光耀
 
 
             山口県総合企画部     理事     高杉 和典
 
             山口県国際交流協会  專務理事   木村 茂春
 
                             山口県総合国際課     主査   弓立 康之
 
                山口県日中友好協会    顧問   矢吹欣一       の各氏。
 
 
 
 
 
 
 
 
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            中華人民共和国 駐福岡総領事   李 天然 氏の挨拶
 
 挨拶の要旨は、1982年 山口県と山東省の友好協定締結30周年へて、今まで築き上げてきた
 
 友好関係に対して敬意を表します。そして“両国は一衣帯水であり、引っ越すことはできません”と
 
 述べ 和を持って律しなければ、戦っては傷つくばかりであると、前置きして昨年9月よりの中日
 
 二度目の厳しい状況下であるけれども、こういう時こそ民間レベルの交流が重要であるとしました。
 
 中日の平和(山口県と山東省)の関係維持は続いており、35周年に向けて更に実務的には改善・
 
 発展に努力するというものでした。
 
 
 
 
 
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             山口県総合企画部     理事   高杉 和典 氏
 
 
      要旨(山口県知事代読)は、山口県と山東省友好協定30周年や日中友好40周年の
 
      記念事業の成功を祝すと共に、現在の日中のぎこちない関係においては、地方レベル
 
      で連携共同して交流を推進する事が重要であるというものでした。
      
 
 
 
 
 
 
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                山口県国際交流協会 專務理事   木村 茂春 氏
 
      要旨(二井関成山口県国際交流協会理事長代読)は、昨年4月山口県と山東省30周年で
 
      済南や淄博を訪問させていただきましたが、県の国際交流は以前より、ずっ~と続いて、
 
      います。青少年交流は本年も予定していましたが、(中国側の意向で)本年3月は中止と
 
      なりました。国際交流は若い時からの交流で相互理解を深めていくことが大切です。
 
      対中国(国際交流)は、未来もあり幅広い友好交流が大切である、とのいうものでした。
 
 
 
 
 
 
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日本中国友好協会会長 加藤紘一 氏より
 
 
 
 
 
 
 
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山東省人民対外友好協会会長 劉 淵 氏より
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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               大会は、議長選出のあと、議案審議をおこなった。
 
       議案は、事業報告・決算報告・監査報告及び新年度の事業計画・予算案であり、
 
       円満に承認された。
 
       2014年度の定期大会開催地については、岩国地区日中友好協会に決定した。
 
 
 
 


 
【記念講演】 わが国の食糧事情
                -外国産食品の販売状況について-
 
      講師は、脇坂会長自らされた。講演資料としてA4 8頁にまとめられたものは、
 
      宇部市内のスーパーマーケットで販売されている外国産食品について調査したもので、
 
      宇部日中友好協会とNPO法人国際環境支援センターが共同で調査したものであります。
 
      調査期間はH24.12月~H.25.3月で検査件数は1,502になっています。
 
      これらを地域別・種類別、加工食品の原産地などに分けて分析をしています。
 
      ここでは、ここの数値と評価は割愛しますが、驚くほどの外国産食料品が身近に
 
      販売されており、買っているということであります。
 
      現在、日本の食糧自給率は40%と云われています。講師は、タケノコの茹でたパック
 
      を持って来ていましたが、日本一の竹の産地である山口県においても、
 
      多くの主婦は中国産のパックを買っているようです。筍を掘っても皮を剥いて、食べる
 
      迄の手間はありませんし、皮の処理にも困るそうです。釣った魚でも同じ事です。
 
      貰っても捌くことが出来ない人が沢山います。最早、材料があっても料理ができない
 
      のが現実です。こののち食料自給率は益々下がって行きますが、同時に
 
      一般家庭の技術が失われ始めています。これが一番憂うべきことではないでしょうか。
 
      結論として、講師はなにも買わなくて済んでいたものまで、外国から買う必要が
 
      あるのだろうか?と疑問を投じられたのだと思います。 
 
      
 
      
    
              
 
 
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                        中国産のよもぎ・えだまめ
 
 
 
 
 
 
 
 
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                         ベトナム産の鰯
 
 
 
 
 
 
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                      中国産のアスパラとみかん
 
 
      北海道のアスパラは有名でしたが、もう農家は立ち行かなくなったそうです。
 
      みかんについても、おなじです。
 
      驚いたのは、チューハイです。タイ産かベトナム産ですが日本製より10%くらい安く
 
      売っているそうです。韓国製のビールが売られているのをご存じですか?
 
       スーパーマーケットの世界は、意外と時流に乗っていて、外国産という見方でも
 
      世界の様子がわかります。
 
 
                  ※(ここでは特定の外国商品をいっているのでは、ありません。)
                                    
 
 


 
 
  交流会の様子↓
 
 
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 大会後の交流会は、翠山荘の宴会場で行われた。今年の会場は、山口市日中友好協会の
 
 お世話です。山口市からは、市長の渡辺純忠氏がお祝いに駆けつけてくださいました。 
 
 
 
 
 
 
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               渡辺市長から、にこやかな御祝の挨拶を頂きました。
 
 
 
 
 
 
 
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                李総領事の乾杯のお祝いの挨拶です。
 
 
 
 
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             矢吹欣一顧問(前山口県日中友好協会会長)の挨拶です。
 
 
【後記】
 
2013年の山口県日中友好協会の定期大会は、例年通り無事終わりました。
 
民間の友好団体も両国の厳しい現実では、参加者の数が減っても致し方ないことかもしれません。
 
交流会場も低調なムードで進んでいましたが、そんな時李総領事が立ちあがって発言しました。
 
未来志向の李総領事は、新たな飛行機便の開設や予定を話されました。総領事は、少しでも
 
明るい話題を提供したかったのだろうと思います。私も総領事と話す機会があったので、
 
いろいろ聞いてみましたが、心配されているようでした。