四国遍路別格20ヶ寺巡礼の写真を紹介をしています。今回は、愛媛県大洲市の出石寺であります。
大洲市は伊予の小京都と呼ばれると紹介してあるので、お城もあるんだろう?と見て見ますと、
大洲(おおず)城がありました。伊予宇都宮氏や藤堂氏らが、城主であったようです。
《周南市 東郭》

古い歴史のあるお寺のようです。Wikipediaから紹介いたします。
寺伝によれば、奈良時代初期の養老2年(718年)6月18日に宇和島郷の猟師・作右衛門が鹿を追い
かけて、この山に分け入った。すると鹿は消えて暗雲が垂れ込め山中に地鳴りが響き渡った。
そして鹿が消えた場所の岩が割け、そこから金色に輝く千手観音が姿を現したという。
作右衛門は殺生を生業とする猟師という職業を悔い改め仏門に帰依した。作右衛門は名を道教と
改め、この地に堂宇を建立したという。
平安時代前期、この地で空海(弘法大師)が冬期に雪中修行を行ったとの伝説がある。

立派な山門です。扁額の文字は読めませんでした。この鐘は、重要文化財であり
銅鐘だそうですが、次のようないわれがあります。朝鮮鐘と呼ばれる高麗王朝時代のもので、
藤堂高虎が寄進したようです。

阿形像

吽形像

大師堂
金山 出石寺 (さんざん しゅっせきじ)
宗派 真言宗御室派
本尊 千手観世音菩薩
創建(伝) 養老2年(718年)
開基(伝) 道教
住所 愛媛県大洲市豊重乙-1

境 内

坂を下ります。大師像が見えます。

この馬の像は、蛇の目の紋と思って調べてみると、大洲城の加藤氏が城主になっていました。

今日もお立ち寄り有難うございました。(礼)、また次回お会い致しましょう。