奈良の生駒山へ行きました。
昨年の甘樫の丘へ登った頃から、どうも奈良地方に縁があるような気がしていたのですが、
子供家族がこの地に住む事になりました。
兎に角、高い所から景色など見てみなければこの辺りの様子がわからない、ということで心は、
既に聖徳太子でありました。
当然のことながら、民家の竈から立ち上る煙もなく、それでもこの地方の地形などから古代へ遡る
探索の夢は続いているのであります。
《周南市 東郭》

「何事もやってみなければわからない」は、“机上で考えてばかりでは仕方がない、まず当地へ行って
みて肌で感じることが重要だ” というのが私流の生き方なのであります。
それを一口で申しますと、奈良はひろいです。生駒山から遠くには若草山もみえるという方角は
霞みのかなたであります。さらに南には橿原市などがあるのでしょうが、これらを総称して奈良盆地
というのでしょうか。小山や坂もおおいところではありますが、全体的には古代大和政権ができた
のも他の地域とくらべても頷けるところといってもいいでしょう。

早速、孫たちの持って行った凧で、生駒山の風を実感します。大阪方面からの風でしょうか
当日は、風もつよく凧は、奈良の都へ飛んで行きます。

4月3日は桜の花も馬酔木の花も満開でした。


生駒山の歌碑のひとつです。万葉集の歌というのは4516首もあるのですね。
その中で、この歌は私の心情も表わしています。男のうたです。生駒山を越えるのは、
その意気込みを苦労を指しています。でも、とうとうやって来た・・・。
私の場合は「妹」は、子供や孫、そして友達です。
生駒山は越えず、トンネルを通ってやって来ました。でも山口県からは、かなりな道のりです。
辿り着いた奈良は、わたしにとって憧れであります。
遺跡・歴史文化の宝庫です。
ということで、これからの奈良はきっとたのしいものになるでしょう。
また、ブログでお会い致しましょう。

