かわせみ小太郎が今週になって、西光寺川のうち付近にやって来るようになりました。
これまでは、川縁の樹など高いところに止まるだけで、見掛けてもすぐ去っていました。
タクシーでいえば、流しているように川を視察しているような雰囲気でした。
ところが、この時はいつの間にか定位置である防護コンクリートの所に居たのであります。
この位置は、背景はいまいちですが、カワセミの狩猟の最適場所であり、私にとってもカメラを
構えやすいところで、カワセミ撮影の原点となったところです。
この時のカワセミ小太郎は、定位置から川の中の様子を覗っていました。
《周南市 東郭》


小太郎は、首をいろいろ回して川の中の様子を見ていますが、小魚はいないようです。
魚が多く居る時は、魚の動きにつれて横歩きしたり、身を乗り出したりします。

でも、この日はそんな仕草も見せず、水中ダイビングもなしでありました。
しかし、こうやってカワセミが健在であるのは、魚を食べていなければならず、
西光寺川のなかでも、魚がとれる別のポイントがあるのでしょう。
しばらく、止まっていましたが諦めたのか、下流へ向けて飛び去って行きました。
タイトルを「小太郎の巡回」とか「残念!小太郎魚影確認できず」とか
「小太郎の春は未だ!?」とか、いろいろ浮かんできますが、結局
「まだ、魚をいません!」って不粋ですね。
