ここは、八重山諸島小浜島のリゾート “はいむるぶし” です。
小浜島の観光を終え、バスがひろいリゾートの中を入っています。
時間は18:30.分、2月とはいえ、未だ陽は沈んでいません。
“はいむるぶし”は1979年開業の沖縄リゾートホテルの先駆け的存在として紹介されています。
1979年と言えば今から30数年前であり昭和54年なので、まだ生まれて?いなかった人も
大勢いらっしゃるとおもいますが、アメリカと中国が国交を樹立した年です。
そんな長い経過にも拘らず、このリゾートは建築物や景観も手入れが行き届いており、落ち着いた
重厚感がありました。
《周南市 東郭》

ここからは入ってゆきます。

宿泊棟が点在しています。

センター棟へバスが着きます。

正面玄関・車寄せです。

センター棟の中央ロビーで館内の説明を受けます。ここにはレストラン・売店・大浴場などが
ありますが、宿泊棟はそれぞれ別棟に分かれています。


リゾートなので、独立した宿泊棟が12棟あるそうです。
長期滞在型なので、ゆったり時間を過ごす設計になっているようです。

園内は広くて、センター棟などへはカートを利用します。

私たちが宿泊した“かぁちばい棟”です。

部屋にはシーサーの出迎えもあります。
オーシャンプレミアは43m2でセミダブル2台あってもまだまだ余裕がある広さ。
各室ベランダがついて、大海原からの潮風も心地よい涼しさでありました。

夕食はバイキング形式でありましたが、その品数の多さにはびっくり致します。
沖縄・八重山諸島の料理は、すべて出してあります。勿論洋食も揃っています。
郷土料理などは、シェフがいろいろ食べ方など教えて取り揃えてくれます。
料理を盛って来て、写真を随分撮りましたが、どうも盛りつけに難があり懐石料理の
ようには参りませんので、遠慮させて戴きます。
しかし、味の良かったことについては保証します。酒も随分飲んだ気がします。
いえ、量ではなくてビール・ワイン・日本酒・焼酎・泡盛などです。

熱帯魚の泳ぐおおきな水槽が、ありました。
レストラン傍の通路です。

その通路を通って島歌ライブのホールです。
“つちだきくお”さんの島歌ライブをやっていました。

“つちだきくお”さんは、大分出身のシンガーソングライター。
「はいむるぶし」のロビーコンサートをベースに、1995年からは島外活動、全国でのライブ活動も開始
し現在に至る。
2001年NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」では小浜小学校の先生役で俳優?デビューした。
琉球放送のラジオ番組「つちだきくおのヤイマ・イノー通信」。
インターネットウルマの『沖縄に住む』にてコラム連載。
2011年よりFMいしがきサンサンラジオ にて 「つちだきくおのピケてるレイディオ(RADIO)」 。
よかったら、彼のHPを覗いてみてください。 公式HP http://kikuo.net/

彼の話しは、大部分が「おばあ」のことである。「おばあ」の波長と彼の波長があった。
かれは、サトウキビを刈るこの島に移住した。農業もやる。
ここで聞く「ざわわ~、ざわわ~」は、特別に味わいがある。
唄のなかのサトウキビ畑は、すぐ隣りにある。風も隣りにある。
かれの島歌を聞いていると、ゆっくり流れる島時間を感じる。

8年から毎年6月にて東京コンサートを開催2012年で15回目となった
うみには、サンゴ礁がある。群れる熱帯魚のおうちにもなっている。

こうして “はいむるぶし” の夜はゆっくりながれて行きました。

翌朝の “はいむるぶし” の池です。水連が見事に咲いていました。
