八重山諸島周遊5島めぐりの2日目は、西表島へ行きました。
朝、石垣島港から船で西表島へ向かいました。
八重山諸島間の海上交通は、とても発達しており大型のフェリーターミナルと離島ターミナルが、
分れてあります。
石垣島港からは、西表島、竹富島、小浜島、黒島、などへ通っています。船会社も4・5社あるようで
なので、余り待つこともなく、将に水上バスってところでしょうか。
周南市 東郭

石垣港の離島ターミナル建物内はとても大きく、ひろいものでした、
空や陸のターミナルなどより、船のターミナルの乗降客の多さに対応したものでしょう。

桟橋は3・4ヶ所あり、つぎつぎ船が発着しています。

牛まつりの幟がみえます。毎年2月に開催されます。
八重山諸島では、黒毛和牛の飼育は環境的にも適していて重要な産業です。
これら黒毛和牛は、有名ブランド用として日本各地に出荷されるそうです。

八重山観光の“ちゅらさん2”号が、はいってきました。
定員149名、83トン、航海速度34ノットです。

いま、西表島行きの船の後方です。スクリューの波がもの凄くて、内海ではない光景です。

石垣島から西表島・大原港までの距離が31.4km 所要時間35分となっていますので、
やはり30ノット出ているのですね。これは時速55kmです。これだけのスピードで
営業するということは、やはり利便性が重要なんでしょうね。
知りませんでしたが、船も航空機と同じように燃料サーチャジ費を設定していますね。
ところが、ここでは40ノットを出す高速船が普通にいるんですよ。
40ノットは、時速75kmです。普通人は、きっと船酔いどころか目が回ってしまいますよ。
船のスクリューの水飛沫が、船の長さと同じくらい、船の高さと同じくらいの光景は、
みたことがありませんでした。私たちが見たのは、絶対40ノットの船でしょう。
とにかく痛快でもあったわけです。しかし、それも波次第であり海が荒れている時は、
船長もゆっくり操縦しますから、心配はないのですが。
私たちは、海が多少荒れているからということで、一時間の行程でありました。

西表島・大原港(仲間港)の桟橋に到着しました。

西表島・大原港の桟橋

西表島観光案内所

西表島・大原港(仲間港)の別の桟橋桟橋に集まります。

西表島仲間川のマングローブ遊覧の船

仲間川の河口へ向かいます。

前の橋は、県道215号線です。

ツアー仲間となった人たち(遊覧船の中)
仲間川のことで、仲間由紀恵(女優)さんが、この辺の出身なのか?と思いましたが、
はたして沖縄出身でした。沖縄・八重山地方には、「仲間」姓が多いのですね。

仲間川は西表石垣国立公園に含まれ、延長13.5km、流域面積28.4km2、特に、この仲間川流域は、
特別天然記念物のイリオモテヤマネコやカンムリワシ、マヤプシキなど6種類のマングローブ種と
ヤエヤマヤシ、サキシマスオウノキ、リュウキュウアカショウビン、ミナミトビハゼ、テッポウウオ、
シレナシジミ、ノコギリガザミ、ミナミコメツキガニやシオマネキ類がいます。
中流左岸の斜面にはヤエヤマヤシが群生し、国の天然記念物に指定されています。
下流にはオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなどマングローブ林があり、仲間川天然保護区域
としてこちらも国の天然記念物となっています。


仲間川の両岸には、マングローブの樹林がひろがり、ガイドのおじさんが名口調で説明します。
この遊覧は約一時間ですが豊かな水量のなかを船で両岸を見て行きますと、すぐ時間が経ちます。
水中から生えるヒルギなどは、テレビでは見ますが、こんなに群生しているのは初めて見ます。

マングローブ遊覧は次回もありますので、どうぞお立ち寄りください。
今日は、これで失礼します。