
阿弥陀堂門の銀杏。



御影堂
御影堂は南北76メートル、東西58メートル、高さ38メートルで世界最大級の木造建築物。
江戸時代に焼失し、1895年に再建。親鸞の七百五十回遠忌(2011年)に向け、04年3月に
修復が始まり、2009年7月、建物を覆う素屋根を撤去し工事を終えた。

御影堂を北東側より観る

高廊下


菊の門
大寝殿への表門として宗祖650年遠忌事業で建設された。四脚門,切妻造,檜皮葺で,前後に
軒唐破風を付し,木部は総漆塗とする。設計は亀岡末吉で,全体は伝統的な四脚門の形式を踏襲
しつつ,彫刻や木鼻絵様には近代的感覚が充溢している。

菊の門
登録有形文化財 明治43年(1910年)上棟式、明治44年竣工。


大寝殿のところの紅葉

宗祖・親鸞の木像「御真影」
御影堂門(28m)は、修復中であり中心部は塀で囲って通路になっている。
ふと、振りかえると御影堂の障子が開けられ、その中から金色の光がさした。
そのなかには、まさしく親鸞聖人の御真影が現われている。
御影堂のセンターと御影堂門のセンターは一直線上にあるのだ。
その光は銀杏の黄葉にも増して神々しい。
これも、御縁である。
紅葉を観にきた東郭たちではあったが、一礼をして東本願寺をあとにした。
