四国遍路の旅を紹介しています。
3月3日から始まった逆打ち四国遍路のバスツアーも今回で10回目です。
今日は、11月18・19日に廻った徳島市国府町の15番札所 国分寺(こくぶんじ)です。
周南市 東郭

今回は阿波国分寺でございますが、天平13年(741年)聖武天皇は「国分寺建設の詔」を
出されて全国68ヶ所に国分寺を建立し、国家の鎮撫・安寧を願われました。
四国霊場88ヶ所のなかに15番札所阿波国分寺、29番札所土佐国分寺、59番札所伊予国分寺、
80番札所讃岐国分寺があります。総本山を大和國東大寺とした当時の官立のお寺名称です。


山門

山門は、扁額に「薬王山」とあります。
また、右の石柱に聖武天皇勅願所と彫ってあります。

左側に鐘楼、正面に本堂が見えます。本堂は重層の入母屋造りで、
文化、文政年間(1804〜30) に再建されたそうです。
そして聖武天皇、光明皇后の位牌が祀られています。

仮大師堂(烏瑟沙摩明王堂)
大師堂は1996年に火災で焼失したのち再建されていない。

境内の様子
弘法大師が弘仁年間(810〜24)に四国霊場の開創のため巡教された際に、
宗派を真言宗に改めたそうです。尚、江戸時代に再建された時に曹洞宗に
なっています。

本 堂
薬王山 金色院 国分寺(やくおうさん こんじきいん こくぶんじ)
宗派 曹洞宗
本尊 薬師如来
創建 天平勝宝8年(756年)以前
開祖 行基
所在 徳島県徳島市国府町
本尊真言: “おん ころころせんだりまとうぎ そわか”

鐘楼

地蔵堂




































本日もお立ち寄りくださいまして有難うございます(礼)
次回は、14番札所 常楽寺でございます。