四国遍路65(18番札所 恩山寺) | 周南市 東郭の世界

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四国遍路の旅を紹介しています。
 
3月3日から始まった逆打ち四国遍路のバスツアーも今回で10回目です。
 
今日は、11月18・19日に廻った徳島県小松島市の18番札所 恩山寺(おんざんじ)です。
                                                   
                                                                          《周南市 東郭》
 
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寺伝によれば聖武天皇の勅願により行基が
 
開基し、当初は大日山福生院密厳寺と号する
 
女人禁制の道場であったという。
 
弘仁5年(814年)、空海(弘法大師)が本寺で
 
修行していた際に訪問してきた母、玉依御前
 
のために女人解禁の修法を行い迎え入れた。
 
玉依御前は本寺で出家・剃髪しその髪を奉納
 
したことから、空海が自身の像を刻み現在の
 
名に改めたとされる。
 
 
          《Wikipediaより》
 
 
 
 
 
 
 
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        恩山寺は、徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40にございます。
 
 
 
 
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                   恩山寺 本堂
 
 
 
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                    本 
 
       母養山 宝樹院 恩山寺(ぼようざん ほうじゅいん おんざんじ)
 
                 宗派  高野山真言宗
 
                 本尊  薬師如来
 
                 創建  天平年間末?
 
                 開祖  行基 聖武天皇勅願
 
                 所在  徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40
 
           本尊真言: “おん ころころ せんだりまとうぎ そわか ”
 
 
 
 
 
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                    向拝
 
 
 
 
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鐘楼
 
 
 
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本堂を下る
 
 
 
 
 
 
 
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大師堂
 
 
 
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大師堂
 
 
延暦年間(782〜806)になって、弘法大師がこの寺で修行をしていたころという。
 
大師の生母・玉依御前が讃岐の善通寺から訪ねてきた。
 
だが、寺は女人禁制、大師は山門近くの瀧にうたれて17日間の秘法を修し、女人解禁の
 
祈願を成就て母君を迎えることができた。
 
やがて母君は剃髪をして、その髪を奉納されたので、大師は山号寺名を「母養山恩山寺」と
 
改め、自像を彫造して安置され「我が願いは末世薄福の衆生の難厄を除かん」と誓われた。
 
弘仁5年(814)ころのことと伝えられる。《四国霊場88カ所HPより》
 
 
 
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びんずる尊者と剃髪堂
 
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剃髪堂(御母公堂)
 
 
 
 
 
 
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地蔵堂のなか
 
 
 
 
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  1. 舎利弗(しゃりほつ)
    舎利子とも書く。智慧第一。
    『般若心経』では仏の説法の相手として登場。
     
  2. 摩訶目犍連(まかもっけんれん)
     一般に目連(もくれん)と呼ばれる、神通第一(じんずう・だいいち)。
    中国仏教では目連が餓鬼道に落ちた母を救うために行った供養が『盂蘭盆会』
    (うらぼんえ)の起源だとしている。
     
  3. 摩訶迦葉(まかかしょう)
    頭陀(ずだ) 第一。 ※衣食住に対する欲望を払いのける修行
    釈迦の死後、その教団を統率し、500 人の仲間とともに釈迦の教法を編集し(第一結集)、付法蔵 (教えの奥義を直伝すること) の第一祖となった。
     
  4. 須菩提(しゅぼだい)
    解空第一(げくう・だいいち)。 ※色即是空・空即是色の空が解かる
    空を説く大乗経典にしばしば登場する。西遊記では、なぜか孫悟空の師匠として登場している。
     
  5. 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし)
    略称として「富楼那」。他の弟子より説法が優れていた。説法第一。
     
  6. 摩訶迦旃延(まかかせんねん)
    論議第一。
    辺地では5人の師しかいなくても授戒する許可を仏から得た。
     
  7. 阿那律(あなりつ)
    天眼第一(てんげん・だいいち)。
    釈迦の従弟。阿難とともに出家した。仏の前で居眠りして叱責をうけ、眠らぬ誓いをたて、視力を失ったがそのためかえって真理を見る眼をえた。
     
  8. 優波離(うぱり)
    持律第一。
    もと理髪師で、階級制度を否定する釈迦により、出家した順序にしたがって、貴族出身の比丘の兄弟子とされた。
     
  9. 羅睺羅(らごら)
    密行第一(みつぎょう・だいいち)。
    釈迦の長男。釈迦の帰郷に際し出家して最初の沙弥(少年僧) となる。そこから、日本では寺院の子弟のことを仏教用語で羅子(らご)と言う。
     
  10. 阿難陀(あなんだ)
    阿難とも書く。多聞第一(たもん・だいいち)。
    釈迦の従弟。出家して以来、釈迦が死ぬまで25年間、釈迦の付き人をした。
    第一結集のときアーナンダの記憶に基づいて経が編纂された。
    120歳まで生きたという。
     
     
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    地蔵堂
     
     
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    地蔵堂のそばの石段を下る
     
     
     
     
     
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    振りかえって本堂を仰ぐ
     
     
     
     
     
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    修業大師
     
     
     
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    ここからバスに乗る
     
     
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    大師が植樹した「びらんじゅ」は、県の天然記念物
     
     
     
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    古い山門
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    本日もお立ち寄りくださいまして有難うございます(礼)
     
    次回は、17番札所 井戸寺でございます。
     
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